皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
飛行機って、多少の大きさの違いは分かるけれど、細かい違いなんて分からないわ!と思っていらっしゃる方も多いと思うわ。
確かに、安全で快適に飛んでくれたら、それでいいのだけれど、お乗りになる機種のちょっとした特徴を知っていると、フライト楽しさも少しはアップするわよ。
今日は、その中でも外見的に分かりやすい、「ボーイング787の翼」のお話。

華奢に見えるけれど頼もしい翼

ボーイング787の翼」と言う前に、飛行機の翼(両翼)は、どの様な役割を担っているかご存知かしら?
そもそもこの両翼が無いと、鉄の塊が飛びそうにないことは想像に難くないわね。
鳥は両翼を羽ばたかせて飛ぶけれど、飛行機は? そう、離陸滑走が‘飛ぶ’ためのポイントなのよ。
滑走路を走っているときに、両翼の上下に空気の流れができ、翼の上を流れる空気とを流れる空気の力によって、飛行機を浮かび上がらせているのよ。この力を‘揚力’っていうそうよ。
飛行機に乗っていると、離陸の時、の周辺で空気が白く流れているように見えることがあって、ホム マリ実は、「わぁ、あの空気のおかげで飛び上がるんだわ!がんばれ!」って思いながら見てるの。笑。
それと、もう一つの大事な役割は、両翼にその飛行機が使う燃料を入れているということね。

そんな飛行機の翼、しっかりしておいてもらわないといけないわよね。

ANAの国内線仕様よ

こちらは、ボーイング767という飛行機の翼よ。
どっしりとした安定感がある感じで、ちょっとやそっとでは折れません!と言うのが伝わってくるでしょ。

そしてこちが、「ボーイング787の翼」よ。
お写真を撮る角度が上のものとは少し違うけれど、なんとなく‘細長くて華奢な感じ’は、ご覧になれるのではないかしら。
先ほどのボーイング767ボーイング787、機体の大きさはほぼ同じなのよ。
ホム マリは、この「ボーイング787の翼」を初めて見たとき、本当に大丈夫?と内心思ったわ。
でも、この‘細長くて華奢な感じ’に、飛行機燃費をよくするための最先端技術が詰まっているそうよ。
そしてなんとそれは、‘日本の技術’なんですって。
飛行機自体は、ボーイング社というアメリカ飛行機だけれど、「ボーイング787の翼」は、日本東レが作っているそうね。
これを知って、ホム マリは安心して「ボーイング787の翼」を眺めるようになったわ!

更に、「ボーイング787の翼」には特徴があって、が‘しなる’ということよ。

こちらは、先ほどの地上のお写真を撮ったのと同じ座席からの上空での写真よ。
ちょうど富士山の山頂が、まっすぐ横にお顔を覗かせているわね。ということで、機体が傾いている旋回中ではないのよ。
でも、地上でのと比べて、日の丸はっきりと見えているでしょ!
これは、が上にしなっているということよ。
写真は、富士山を撮るために撮ったのだけれど、あとでこの日の丸の違いに気づいて、ホム マリのテンションは上がったわ!
その後、このお写真の主役は、富士山から日の丸に変わったの。

飛行機の機体が、地上上空異なる姿勢を見せてくれるなんて、面白いわね!
しかも、‘しなる翼’を旅客機に取り入れたのは、「ボーイング787の翼」が初めてで、しかもそれは、日本の技術に支えられているなんて、すごいと思われない?
このボーイング787という飛行機、多くの航空会社が使用しているので、知らない間に乗っていらっしゃる方も多いと思うわ。
でも、ちょっとした‘秘密’を知ると、次回はご覧になりたいと思われるでしょ?!
是非、ご自身で確かめてみてくださいね。
それでは、皆さま、チョクディーカ。

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