皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
皆さまの中には、タイ料理は大好き!でも、どんなお料理があるのか、いまいちよく分からなくて、いつも同じお料理ばかり頂いているわ。という方、結構いらっしゃるのではないかしら?
もしくは、あのお料理頂いてみたいけれど、なんていうのか分からないわ。と思っている方もいらっしゃると思うの。
ホム マリも、この両パターンに当てはまっていて、‘タイ料理バリエーションを広げたい!’と常に思っているのよ。
そんな中、良い本に出逢えたの!
今日は、「タイ行ったらこれ食べよう!」(誠文堂新光社、白石路以・美濃羽佐智子著)のお話。
‘タイ料理図鑑’と呼べる本
一般的に、‘お料理の本’と言えば、調理を目的としたレシピ本だったり、レストランをメインに紹介しているガイドブック系の本であることが多いわね。
確かに、ガイドブック系の本のお写真からも、「このお料理美味しそうだから、このお店に行ってみたいわ!」ということになることも多いけれど、その‘頂いたお料理のことを知る’、ということには必ずしも繋がらないのよね。
ところが、「タイ行ったらこれ食べよう!」では、タイ料理の一品一品が主役となる構成で、それぞれのお料理の特徴や、現地の方々の食べ方まで書かれていて、正に‘タイ料理図鑑’と呼んでも過言ではない内容なのよ。
「タイ行ったらこれ食べよう!」では、タイ料理の、野菜系、ご飯系、カレー・スープ系、おかず系、麺類、そして主に屋台で見かけるスナック系やデザートに至るまで、お料理の系統ごとに見やすくまとめられていて、この辺りも‘図鑑’的なのよ。
そして、紹介されているお料理は、トムヤムクンやグリーンカレーのような日本人にも超メジャーなタイ料理だけでなく、タイ人が普段召し上がっているお料理が多く取り上げられていて、お料理の面からタイの日常を垣間見ることができる一冊となっているわ。
だから、「タイ行ったらこれ食べよう!」を読んでいると、ふとバンコクの街角の光景が目に浮かぶのよ。
それに、タイ料理って、基本的に‘ご飯+おかず’というところが、日本人的にもしっくりくるところがあって、お料理の数々を拝見していると、親近感のようなものが湧いてくるわ。
もちろん、紹介されているお料理が、どちらのお店で頂けるのか簡単なマップが最後に掲載されているので、それを頼りにお伺いすることもできるわ。でも、これは、あくまでも‘おまけ’ね。
更に、タイでの食のシーンで役に立ちそうな単語集やメニューの写真集も掲載されているので、至れり尽くせり!
なので、次回のタイ訪問時には、「タイ行ったらこれ食べよう!」を鞄に潜ませて、気になっていたお料理を制覇も夢ではないわ、きっと。
食いしん坊ホム マリも、頂いてみたいお料理が色々出てきて、またバンコクに行きたくなってきちゃったわ。
それにしても、レシピ本ではなく、普段使いのお料理の紹介で、本が一冊できてしまうタイ料理。
改めて、その奥深さを感じたわ。
それでは、皆さま、チョクディーカ。
タイ行ったらこれ食べよう! 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。 [ 白石路以 ] 価格:1,540円 |