皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
タイ料理って、ちょっと変わった食材を使っていそう!っていう先入観をお持ちの方、結構いらっしゃるのではないかしら。
確かに、調味料やハーブ類は独特なものが多いけれど、お料理の主役となる食材は、日本人にも馴染みのものが多いのよ。
ホム マリは、中でも、タイ料理における‘卵’の存在が意外と重要なのではないかと思っているの。
タイでは、鶏卵だけではなく、アヒルの卵もスーパーマーケットに並ぶほどポピュラーではあるけれど、アヒルの卵はお菓子や黄色い色味を強く出したいお料理に使われることが多く、タイの卵料理の多くは、日本で手に入りやすい鶏卵でOKよ。
ということで、今日は、ホム マリが選ぶ「卵が主役のタイ料理 ベスト3」のお話。
ベスト3の前に
先ほどもお話したとおり、タイ料理では、卵が良く使われるの。
でも、その多くは、メインを引き立たせるための脇役的立場のものね。
例えば、皆さまもご存知のパットガパオには目玉焼きが欠かせないわ。
この目玉焼きは、激辛の炒め物を頂いたときに、お口の中の火消しをしてくれる重要な役割りを担っているわね。
あと、ホム マリも少し考えたのだけれど、カイヤッサイというタイのオムレツがあるの。
このオムレツは、ミンチ肉などを炒めたものを薄焼き卵で包むタイプのオムレツなのだけれど、あくまでも主役の中身をまとめる役割りなのよね。
同じ感覚のものでは、パッタイホーカイ(パッタイの卵包み)などもこの系列ではないかしら。
卵のサラダ!ヤムカイダーオ
皆さまは、目玉焼きをどのようにお召し上がりになるかしら?
ソース派?お醤油派?なんていう議論が聞こえてきそうだけれど、そうではないのよ。
タイでは、目玉焼きがサラダになってしまうの。
ホム マリが、このお料理を知ったときの衝撃は、今でも忘れられないわ。
タイの春雨サラダで、ヤムウンセンというお料理は、日本でもポピュラーよね。
こちらのヤムカイダーオは、その目玉焼きバージョンよ。
お写真のときは、若干お野菜多めで作ったのだけれど、目玉焼きがお野菜と頂けるバランスもとれた一品で、発想がとても斬新だと思うの。
因みに、カイ=卵、ダーオ=星、卵の星で目玉焼きよ。
卵以外の食材ほぼ無し、カイルーククーイ
次にホム マリが選ぶのは、カイルーククーイというお料理よ。
あまり馴染みが無いわ、という方もいらっしゃるお料理だとは思うけれど、このお料理ほど‘卵’なタイ料理は他にないと言っても過言ではないわ。
お料理をご覧になれば、その意味がお分かりいただけるわね。
正に‘卵’でしょ?!
こちらのカイルーククーイは、ゆで卵を揚げるという、これまた面白いお料理なのよ。
ソースは、タマリンドペーストが使われていて、ある意味とてもタイ料理らしいお料理ではないかと思うのよ。
このお料理は、たまーに日本のタイ料理屋さんでも見かけることがあるので、その際は、是非トライなさってみてはいかがかしら。
やっぱりお馴染み、カイジャオ
卵が主役のタイ料理、ホム マリは、カイジャオ(タイ風卵焼き)が1位だと思うわ。
辛くないタイ料理の代表でもあり、老若男女問わず召し上がることができるお料理だと思うからよ。
多めの油でふんわりと焼き上げた卵焼きに、辛いものがお好きならシーラチャソース、甘めがお好みの方はスイートチリソースなどをつけて頂くだけで、立派なタイ料理なのよね。
このカイジャオ、卵にいろんな具材を混ぜて焼くことによって、バリエーションも豊かになるのが、また良いところよね。
ホム マリは、上のお写真のように、豚ミンチを入れた、カイジャオムーサップにして頂くことが比較的多いわね。
あとタイでは、カニ肉が入ったカイジャオプーも人気で、近年は特に、カニ肉がたっぷりと入って厚みのあるカイジャオプーがSNS上で散見されるわよ。
番外編
日本では、一時期‘TKG’とか言って、卵かけご飯が流行ったけれど、卵とご飯は相性抜群よね。
実は、タイ人のSNSを見ていると、ご飯の国であるタイ人も卵かけご飯をやっていることを発見したのよ!笑。
これは、タイのレストランに行っただけでは決して分からない、SNSの賜物だわね。
日本の卵かけご飯との違いは、生卵ではなくて、半熟目玉焼きであることね。
まあ、一般的に、生で卵を頂ける国は、世界広しといえども日本くらいと思われるから、限りなく日本人の感覚と近いものがあると感じたわ。
それと、お醤油ではなくて、もちろんナンプラーよ!
「卵が主役のタイ料理 ベスト3」、いかがかしら。
ホム マリ自身、こうして卵を中心に見ていくと、更にタイ料理を追求してみたくなったわ。
そして、更にタイに行きたくなってきた。笑。
それでは、皆さま、チョクディーカ。
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