皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
バンコクには、日本からいろんなお店が進出していて、在住日本人にとっては、とても有り難いのよね。
でも、観光や出張で訪れる日本人にとっても、興味をそそられるお店も数多くあるの。
その中のひとつで、ホム マリが‘次回バンコクを訪れたときこそは!’と思っていたお店が、とあるお豆腐の専門店なのよ。
実は、そのお店、バンコクでは泣く子も黙る?!有名店で、予約もなかなか取れないGAGGANとコラボされているというから、行ってみたかったのよ!
でも、昨今のこのご時世、いつお伺いできるか分からないでしょ。
そこで、ホム マリ、福岡の本店にお邪魔することにしたの。
今日は、「福岡の三原豆腐店」のお話。
お洒落な居酒屋風のお豆腐店
まず、バンコクのお店がコラボされていたGAGGANってどんなお店?と思われるわよね。なんとGAGGANは、バンコクにあるインド料理のお店なのよ。
でも、ただのインド料理ではないの。
まるでフレンチのように、コース仕立てで、一皿一皿繊細なお料理が楽しめる、革命的なインド料理を提供され始めたパイオニアよ。
しかも、‘アジアのベストレストラン50’のトップに、数年間輝き続けた名実ともに素晴らしい実績のあるお店なの。
そんなお店と、お豆腐、どの様な相乗効果が現れるのか、この目と舌で確かめたかったよ。
バンコクのお店では、三原豆腐店さんもコースでお料理を提供されていたようだけれど、福岡の本店は、一品づつオーダーできる居酒屋や小料理屋さんのようなスタイルよ。
お店は、西中洲のこじゃれた路地に建つ、これまたお洒落な打ちっぱなしの外観が目を引くわ。
衝撃の事実が明らかに!
ホム マリの予習によると、「福岡の三原豆腐店」さんには、名物のお料理があるそうよ。
それは、‘厚揚げ’らしいのだけれど、なんでも‘幻の厚揚げ’なのだそう。
それが、こちらよ。
‘厚揚げ’の概念が覆されるような、可愛らしいお姿ね。
一般的に、‘厚揚げ’というと、皮の部分もある程度厚みがあって、煮物などに用いたときは、そこにお味が染み込むイメージだけれど、こちらの‘幻の厚揚げ’は、見るからに皮が薄そうよ。
半分に割ると、薄い衣がとてもサクッとしているのが、お箸を通して伝わってきたわ。
お店の方の説明によると、お豆本来のお味を楽しめるように、お豆腐の温度を上げ過ぎないよう、中心は、ほんのり温かい程度に揚げていらっしゃるそうよ。
こちらの‘幻の厚揚げ’、大きさは、大きめのシュークリームほどなのだけれど、皮のサクサク食感と、お豆腐の程よい柔らかさが楽しくて、あっという間に頂いてしまったわ。
次に、お豆腐の専門店で頂きたかったのは、ホム マリの大好物、湯葉ね。
湯葉を使われたお料理も何品かあったようだけれど、‘雲丹’の文字にやられてしまったわ!笑。
この様に、海苔で湯葉と雲丹を包んで頂くのだけれど、これが絶品!
日本人でよかった!と思えるお料理だったわ。
湯葉は、折りたたんであるので、歯ごたえがよく、そこに雲丹の香りと蕩ける感覚。
永遠に食べ続けたかったわ。
「福岡の三原豆腐店」さんでは、お豆腐を使っていらっしゃらないお料理もあって、この様に、季節を感じられるものも多いのよ。
こうして美味しいお料理を頂きながら、お店の方とお話させて頂いてる中で、バンコクのお店のことを何気なくお聞きしたの。
すると、なんと、コロナの影響で、バンコクのお店は撤収されてしまったとのこと…。
ホム マリが思わず、GAGGANさんとコラボされていると伺っていたので、是非行ってみたかったんです!ということをお伝えすると、バンコクでGAGGANとコラボで出店するに至った経緯や、撤収してしまったけれど、GAGGANさんとは繋がっていらっしゃることなど、色々教えてくださって、とても興味深いお話をお伺いすることができたわ。
確かに、ちょっと残念な気もするけれど、バンコクのお店を撤収されたということは、それだけバンコクでも品質の良いお料理を提供されていたという裏返しでもあるし、世の中が落ち着いた暁には、更なる展開が待ち受けているのではないかと、期待が込み上げてきたわ。
今回、「福岡の三原豆腐店」さんを訪れて、改めて和の食材としてのお豆腐の偉大さに気付かされたわね。
ホム マリにとっては、これも、大袈裟な言い方かもしれないけれど、バンコクのおかげね。
それでは、皆さま、チョクディーカ。
福岡の三原豆腐店はどこかしら?
地下鉄七隈線 天神南駅 徒歩7~8分
(緊急事態宣言下での営業は、お店にご確認くださいね。)