皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
ホム マリは、特に‘おうち時間’が始まって以降、タイ料理作りを楽しんでいるけれど、ケーキなどのお菓子作りは、昔から好きなのよ。
なので、時々クッキーケーキを焼いているのだけれど、あるケーキを作りたい!と思ったときに、大きな壁にぶつかってしまったの。
それは、イギリス生まれのバノッフィーパイというケーキよ。
バナナクリームたっぷりのケーキで、甘いもの好きには堪らないわ。
今日は、そんなバノッフィーパイ作りで体験した、「タイ食材の意外な使い方 ~コンデンスミルク編~」のお話。

バノッフィーパイに欠かせないアイテム

先ほども少しお話をさせて頂いたけれど、バノッフィーパイは、バナナが主役のタルトのようなケーキなのだけれど、もう一つ重要な要素が、トフィーよ。
トフィーとは、平たく言うとキャラメルみたいなもので、バノッフィーパイでは、コンデンスミルクから作るの。
パイクッキー生地の土台に、このトフィーをたっぷり塗って、バナナをのせ、生クリームをお布団のように被せ、最後にコーヒーチョコレートを薄っすらトッピングすれば完成よ。
いかが?簡単だと思われない?
ところが、ホム マリ、意外なところで挫折しそうになったわ。

缶入りコンデンスミルク

ところで、コンデンスミルクからトフィーを作るには、コンデンスミルクを丸ごと茹でるのよ。

上のお写真のように、ぐつぐつ茹でること2~3時間!
なので、必ず‘缶詰のコンデンスミルク’でないといけないの。
そこでホム マリ、缶のコンデンスミルクをスーパーマーケットに買いに行ったのだけれど、置いていらっしゃらないのよ。
あるのは、チューブのものだけ。
ホム マリが行ける範囲のありとあらゆるスーパーマーケットやデパート、食材店を探し回ったけれど、チューブしかないの。
ネットで検索しても、‘在庫切れ’と表示されるばかりだったわ。
ホム マリの記憶では、日本でも赤っぽい缶のコンデンスミルクがあった気がしていたのに、いつの間にか絶滅していたのね!
でも、ということは、日本の家庭ではバノッフィーパイを作ることができないのかしら?!
そう思えば思うほど、ホム マリのお口はバノッフィーパイ食べたいモードになるし、なんとか手に入らないかしらと、考えたの。
すると、ふと思いついたのが、タイティーよ。
タイタイティーを作っていらっしゃる方の手元には、必ず缶のコンデンスミルクがあったわね。
思えばタイでは、タイティーのみならず、ロティ―やパンにサンドされているアイスクリームにも缶のコンデンスミルクは欠かせないわ。
ということは、ひょっとしたらタイ食材店タイコンデンスミルクを置いていらっしゃるところがあるかも!
と閃いた!!!のが大正解!!!

念願のトフィー、そしてバノッフィーパイ♡

ホム マリが目星をつけたお店は、日本最大規模タイ食材を扱っていらっしゃる‘アジアスーパーストアー’さんよ。
こちらで扱っていらっしゃらなければ、諦めるしかないというくらいのタイ食材店さんのお買い物ページを恐る恐る拝見すると、なんと2種類缶のコンデンスミルクを扱っていらっしゃる!
早速購入させて頂いたわ♬

タイ製のコンデンスミルク。ベトナム語らしき文字も書かれているので、きっとベトナムコーヒーにも使われているのかしらね。

こちらの缶を、先ほどのように茹でると、なんとも目が♡になりそうなトフィーができるのよ。

ここまで長い道のりだったけれど、後は、一気にバノッフィーパイを完成させることができるわ。

ホム マリは、クラッシュしたビスケットを敷き詰めて、トフィーを。
冷蔵庫で少し休ませた後、バナナ生クリームトッピングインスタントコーヒー)で完成よ。

今回、タイに関する知識が、タイとは全く関係のないケーキ作りに役立って、ホム マリ自身、びっくりしたと同時に、嬉しかったわ。
タイ食材の意外な使い方 ~コンデンスミルク編~」 に続く第2弾はあるのかしらね。(笑)
その時は、またお話させて頂くわ!
それでは、皆さま、チョクディーカ。

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