‘タイ風焼きそばパン’を求めて Route 271

皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか？
‘焼きそばパン’と聞くと、ソース焼きそばがホットドッグのように挟まっている絵を想像される方が多いと思うわ。
でも、大阪には、‘タイ風焼きそばパン’なるものがあって、密かな人気なのよ！
そう、タイ風焼きそば＝パッタイがサンドされているパンなの。
これは、タイ好きホム　マリとしても必食！とばかりに、行列にトライしたわ！（ちなみに、トライしたのは、２０１９年１２月よ。）
今日は、そんな‘タイ風焼きそばパン’の元祖、梅田の「Route 271」のお話。（お店の営業状況は、都度ご確認くださいね。）
※２０２３年現在、梅田のお店は閉店されましたが、高槻で「丹青」として開業されているようです。

行列が絶えない「Route 271」

「Route 271」さんは、元々高槻でご創業されたパン屋さんで、梅田のお店はその２号店なのよ。
場所は、グランフロント梅田やリンクス梅田といったそうそうたる商業施設が立ち並ぶ一角に、こじんまりと佇む可愛らしいお店だわ。
知らないと通り過ぎてしまいそうだけれど、いつもお店に入るための行列ができているので、そちらに気が付いて‘なんの行列？’とご覧になりながら通る方がたくさんいらっしゃる感じね。

ホム　マリは、テレビで「Route 271」さんがご紹介されているのを拝見して知ったのだけれど、それから何度となく、通りがかりに行ってみようと試みたけれど、本当にいつもいっぱいで、これは、ちゃんと行列を覚悟の上でお邪魔しないとダメだということを悟ったわ。笑。
それから年月は過ぎ、漸くチャンスが訪れたのよ！
ホム　マリが何気なく歩いていると、行列がまだお店の前だけだったの。（人数が増えると、お店から離れた車道側に並ぶルールができているわ。）時間は、午前１０時２０分頃。開店時刻は、午前１１時。
４０分かぁ…。でも、これを逃したら、絶対に並ばないでしょ？！と自分に言い聞かせ、ひょこっと列の一番後ろに並んだわ。
まあ、比較的開店直後だと、人気の商品も売り切れる心配もないしね。

そう、「Route 271」さんの人気の商品といえば、エビチリがサンドしてあるパンとホム　マリのお目当てのタイ風焼きそばパンがお店のTOP 2なのよ。
エビチリパンにパッタイパン？本当にちゃんとしたパン屋さんなの？と思われた方！
確かに、ホム　マリもテレビで初めて聞いたときはそう思ったわ。でも、それらの作り込み具合や他のパンの本格的な様子を拝見して、‘これは是非頂いてみないと！’と思うようになったのよ。

念願の‘タイ風焼きそばパン’！

こちらが、ホム　マリが長年の夢にまで見たタイ風焼きそばパンよ！
包装してある袋を開けると、タイ料理っぽいスパイシーな香りが広がって、期待に胸が躍ったわ。
上部には、エビがデコレートされていて、パッタイクンのイメージね。
このタイ風焼きそばパン、手に持つとパンはフワフワなのにずっしりと重みがあるわ。
さて、お味はというと、そのフワフワのパンは、お口に入るともっちりとしていて、タイ風焼きそばを優しく包み込んでいる感じ。
タイ風焼きそばの部分は、パッタイのソースが甘さも感じられつつ、しっかりチリの辛さがあって、タイ料理好きのホム　マリも、納得の‘タイ風焼きそば’に仕上がっているのよ！
具材に関しても、ポークがしっかり存在感があるし、ニラの香りやモヤシのしゃきしゃき感、砕いたピーナッツがちゃんと入っているところまで、きっちり‘パッタイ’を研究されて作られているな！というのが伝わる内容だったわ。
こちらのタイ風焼きそばパンを頂いている最中は、パッタイを彷彿とさせるタイ風焼きそばを思う存分楽しむ感じだけれど、いざ食べ終えると、ちゃんと‘パン’を頂いた満足感が溢れてきて、さすがパン屋である「Route 271」さん！と感激したのよ。
それに、タイ風焼きそばパン、癖になりそうな美味しさで、また絶対に食べたくなるわ！

その他にホム　マリが頂いたパンもご紹介するわね。
左は、先ほどもお話に出たエビチリパンよ！
お総菜パンに入っているとは思えない、立派なエビが3匹入っていて、中華のエビチリとして出されても納得できる存在感と、ピリ辛具合なの。
パンは、フォカッチャをしっとり、もっちりさせたような感じで、パンチのある具材にも負けない食感でありながら、その具材の味を引き立たせているのが凄いわ！
黄色い部分は卵で、風味が濃く、卵の甘みがエビチリの辛さを調和させてくれるのよ。
この卵は、フワフワだけれど、冷めてもベッチョリとはならないところが良いわね。
そして、所々に小さく刻まれたチンゲン菜がアクセントとなっているのよ。

真中は、クロワッサン・ア・ラ・クレームよ。
ご覧のとおり、甘いもの好きには耐えられないこのお姿！
北海道産の生クリームを使われているそうで、これが濃厚！
更に、自家製のカスタードクリームも卵の風味が凝縮されていて、このWクリームに敵うものは無いわ！！
もちろん、クロワッサンは、サクサクだけれど、ちゃんとずっしりとしたクリームを保持できるだけのこしというか、弾力はあるので、頂いている最中にポロポロ崩壊するようなことはない、絶妙なクロワッサンよ。

そして右は、パン・オ・ルヴァン・ラムレザン。
こちらは、「Route 271」さんのパン・オ・ルヴァンというパンのスライスに、マロンクリームがサンドされていて、上にはラムレーズンがトッピングされているというパンよ。
ホム　マリは、トースターで軽く温めてから頂いたのだけれど、そうすると、パンの芳ばしさが引き立ち、そこに中のマロンクリームがとろりと絡まって、最高の美味しさだったわ！
もちろん、ラムレーズンもふっくらとして、一粒一粒かみしめるごとにラムの香りがお口に広がるのよ。

今回ホム　マリは、タイ風焼きそばパンを求めて、初めて「Route 271」さんのパンを頂いたけれど、どのパンも、ずっしりと重みがあって、それぞれに食べ終わった後の満足感があったわね。
それに、どれも一つ一つが丁寧に作り込まれているのがよく分かって、頂いていて、とても楽しい気分になれたわ！
現在、不要不急の外出は控えないといけないけれど、日常が戻れば、ホム　マリもまた行列に並びたいわね♬　それまでの‘お楽しみ’よ！
それでは、皆さま、チョクディーカ。