皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
タイは、仏教国なのはご存知の方も多いと思うけれど、ローカルな精霊信仰も根付いていて、それにもとづくお祭りもあるのよ。
その中でも、最もポピュラーなお祭りのひとつがロイクラトンね。
旧暦の12月(現在では、11月中旬頃になることが多いかしらね。)の満月の日に行われて、このお祭りが過ぎると、雨期も終わって、タイでも涼しい季節がやってくるという感じがするわ。
もともとは、一年の収穫を水の精霊に感謝するとともに、自らの身を清める意味で灯篭‘クラトン’を川に流したのが始まりらしいわよ。
今では、カップルで灯篭を流すとその恋が成就するというロマンチックな噂も相まって、‘タイのヴァレンタイン’なんて呼ばれているのよ。
今回は、ホム マリが、そんな「クラトンづくり」にチャレンジしたときのお話。

出来上がりは、こんな感じで、お花をいっぱいのせるのよ!

灯篭といってもいろんなタイプがあるけれど、まずは、こちらが完成したクラトンよ。
なんとも南国っぽいと思わない?
蝋燭お線香があるのは、いかにもタイらしいわ!

はじめは、バナナの葉を折っていくところからよ。

葉の折り方は、いろいろあるみたいで、折り方次第で、クラトン全体の雰囲気が変わるらしいわ。

ある程度、デコレーション用のバナナの葉が用意できたら、土台に取り付けていくの。
この時使った土台は、発泡スチロール。
釘を使うところがちょっとびっくりしたわ!

上部の葉のデコレーションが終わったら、クラトンの底もバナナの葉でカバーするのよ。

底まで抜かりなく美しく仕上げるところが、タイらしいわ!!

そして、最後にクラトンの中心部分に、お好みのお花を盛って、蝋燭お線香を入れるの♬

ホム マリは、こっそりお風呂に浮かべてみたわ!!
この様に実際、「クラトンづくり」を通して、タイのお祭りの一端に触れることができて、一層タイの文化が身近に感じられるようになったわ。
それに、そもそもタイ精霊信仰仏教って、日本での神道仏教のような気がして、ホム マリはなんとなく受け入れやすいと思うのよ。

でも実は、ロイクラトンの次の日、バンコクの街中の細い川というか、水路みたいなところにもクラトンがよく残っているのを見かけるわ。くれぐれも環境や、ごみ問題には、気を付けながら楽しみたいわね~。
それでは、皆さま、チョクディーカ。

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