皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
日本麺の文化は、世界に誇れるものがあると思うけれど、なぜかお米でできたに関しては、ホム マリは、ほとんど耳にしたことが無いのよね。
ところが、タイベトナムなど、東南アジアの米どころでは、小麦麺と同様に、いやそれ以上に米麺が食生活の中で幅を利かせているのよ。
今日は、そんな「米麺を使ったお家でできるタイ料理」のお話。

タイの麺料理クイッティアオ

米麺のお話をする前に、‘クイッティアオ’という言葉をお聞きになったことがある方もいらっしゃるのではないかしら?
タイにいると、‘クイッティアオ屋台’とか、‘ランチはクイッティアオで’という風に、何かとよく聞く言葉なのだけれど、クイッティアオとは、要するにタイ麺料理のことね。
そして、クイッティアオ屋さんに行くと、そのお店が取り扱っているが数種類、店頭に並べられていて、その中から好みのものを選ぶというスタイルよ。
そのの中には、米麺が当然のようにあるわ。
しかも、小麦麺バミーと呼ばれる1種類くらいなのにたいして、米麺様々な太さのものが取り揃えられていることがほとんどね。
調理の仕方は、所謂ラーメン風であったり、ラーメン風でも汁なしがあったり、炒めたものや、あんかけ麺があったりと、お店によっていろいろと楽しめるわよ。
下のお写真は、バンコクの食堂風クイッティアオ屋さんでのバミー(テーブルには、クイッティアオには欠かせない調味料セットがあるわね)と、社食でも頂けるクイッティアオよ。
クイッティアオは、まさに日本お饂飩お蕎麦の感覚ね。

米麺の極細麺、センミー

米麺の中で一番細いタイプがセンミーね。
タイのビーフン’と呼ばれることもあるわね。
見た目は、春雨ウンセン)と似ているけれど、ウンセン緑豆からできていて、頂いたときの食感が違うわよ。

乾燥状態では、麺がパラパラするので散乱覚悟よ!笑。

こちらのセンミーは、汁そばとして頂くほか、焼きビーフンのように炒めて頂くこともあるわね。
今回ホム マリは、以前福岡のタイ食材店で入手した、ナムトックの素を使って、‘センミーナムトックヌア’に挑戦よ。

クリアスッキリしたお味のスープが多いタイの汁そばの中において、こちらのナムトックは、比較的コッテリとして香辛料の利いたスープなのよ。
なので、ホム マリは、はスープのお味を生かして楽しめる米麺ナムトックには合うと思っていて、太さも細い方がスープと絡まりやすいのでセンミーをチョイスしたわ。

一袋が5リットル分なので、ちょっとしたクイッティアオ屋さんよ。笑。

ところで、ナムトックと言えば、なんと‘豚の血’が入っているのだけれど、こちらのナムトックの素を調理していても、生臭さは全くなく、むしろスパイスの良い香りが立ち込めてきたわよ。

ホム マリは、牛肉魚のすり身ルークチン)をトッピングして頂いたけれど、予想どおり、センミースープの相性はバッチリだったわ。

中細麺センレックは、やっぱりパッタイ!

最近、日本のスーパーマーケットでもタイ米麺を扱っていらっしゃるお店に遭遇するようになってきたけれど、その多くがこのセンレックではないかしら。
センレックレックとは、そもそも‘小さい’という意味で、後でお話するセンヤイヤイが‘大きい’という意味なのよ。
太さ的にもちょうどいい具合だし、日本でも人気パッタイセンレックを使う代表的なお料理だわね。
パッタイセットなんかは、タイのお土産としてもお馴染みだけれど、今回は、タマリンドペーストからパッタイづくりよ。

今回はパッタイだけれど、汁そば系にもよく合うわよ

ホム マリは、タマリンドペーストココナッツシュガーナンプラーを加えて、パッタイソースにするのよ。
具材は、お好みのもので構わないと思うわ。
パッタイと言えばエビのイメージがあるけれど、今回は、豚肉で‘パッタイムー’よ。
ただ、ニラもやしピーナッツの砕いたものはあったほうがパッタイらしくなるわね。

炒めることで、米麺独特のもっちり感がアップするわね。

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太めの米麺、センヤイ

センヤイは、太くてモッチリとした食感を楽しめるので、炒めたお料理や、汁なしの和え麺のようにして頂くイメージがホム マリの中ではあるわね。
タイでは、生の麺を用意されているお店が多いけれど、日本では乾麺で。

水やお湯で戻した後の感覚を掴むまでには、ちょっとした経験が必要かも。

こちらのセンヤイを使ったお料理としては、ホム マリは、パッシーユが好きよ。
シーユーダムという甘いお醤油を使うのが特徴の炒めた麺なのだけれど、辛くないタイ料理で、日本人のお口にもよく合うと思うわ。

日本では、まだあまりメジャーとは言えない米麺だけれど、いかがかしら。
ホム マリの感覚では、なぜか小麦麺より米麺の方が、頂いた後もスッキリした感じだし、具材やスープとも合いやすい気がするわ。
だから、もっと米麺が普及してくれたらいいのになぁ、なんて思っているの。
皆さまもチャンスがあれば是非、米麺をお召し上がりになってみて。
それでは、皆さま、チョクディーカ。

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