皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか？
最近は、タイ料理も、日本のご家庭の食卓に上る機会が出てきているわね。
グリーンカレーやパッタイ、ガパオ炒めなどが、その最たるお料理かと思うのだけれど、ホム マリが思うに、タイのデザートやスイーツって、お食事ほどまだポピュラーではない気がしているのよね。
確かに、強烈に甘かったり、独特なフレーバーがあるものもあって、最初は敬遠されがちなものもあるけれど、日本人のお口に合うものも多いし、お家で作れるものもあるのよ。
以前、バナナを使った簡単タイデザートやカオニャオマムアンのお話をさせて頂いたけれど、今回は、よりタイらしいデザートの「お家でタイ料理 ～タイのデザート編１～」のお話。
カオニャオカヌン
先ずお話させて頂くのは、カオニャオカヌンよ。
マンゴスティッキーライスのカオニャオマムアンと似たお名前ね！と思われるかもしれないけれど、このデザートは、マンゴの代わりにジャックフルーツ（カヌン）を使ったものなの。
ココナッツミルク風味の甘いもち米と、シャクシャクした食感のジャックフルーツが面白い組み合わせで、ついつい何個も頂いてしまう、‘危険’スイーツなのよ。
ブアロイナムキン
常夏の国タイでは、冷たいデザートが多いのかと思いきや、意外と温かいデザートも多いのよね。
そんな代表格がブアロイナムキンではないかしら。
ブアロイナムキンとは、白玉団子の生姜シロップよ。
タイでは、ブアロイナムキン以外にも白玉（ブアロイ）を使ったデザートはあるけれど、ブアロイナムキンの白玉は、黒ゴマペースト入りが定番ね。
生姜シロップで、体もぽかぽか。
冬の日本でも喜ばれるデザートなのは、間違いないわ。
因みに、タイでは、冷凍食品になるくらいポピュラーなデザートで、下のお写真は、以前ホム マリがバンコク滞在中、ブアロイナムキンを頂きたくなった時に、お部屋で頂いたものよ。
ココナッツミルクのお汁粉風デザート
温かいデザート繋がりでお話させて頂くと、タイでは、温かいココナッツミルクのデザートもあるのよ。
具材は、千差万別、ヴァラエティー豊かなので、皆さまもお気に入りのものを是非見つけて、お作りになって！
ホム マリは、タイでは比較的よくデザートに使われる黒米のもち米とロンガンで作ってみたわ。
ココナッツミルクには、お砂糖だけでなく、お塩を少し加えるのがポイントね。
以前お話したバナナや、かぼちゃも温かいココナッツミルクのデザートの定番よ。
サンカヤファックトーン
次は、見た目にもインパクトのあるデザート、サンカヤファックトーンよ。
サンカヤファックトーンは、ご覧のとおりカボチャプリンよ。
タイだけでなく、カンボジアでもポピュラーなデザートね。
ボリュームはあるけれど、かぼちゃなので、意外とヘルシーなのが嬉しいわ。
かぼちゃ丸々を使うので、パーティーにも重宝されるデザートではないかしら。
タップティムクロープ
先ほどは、温かいココナッツミルクのデザートをお話したけれど、もちろん冷たいココナッツミルクのデザートもあるわよ。
有名なのがタップティムクロープね。
タップティムクロープとは、ザクロの実を模したクワイに色付けし、タピオカ粉をコーティングしてプルンと艶を与えたものが入ったココナッツミルクのデザートよ。
ジャックフルーツを添えるところが多いかしらね。
クワイがデザートになるなんて、ホム マリは、初めて知ったときは驚いたわ。
ホム マリは、お家では冷蔵庫で少し冷やしてから頂いたけれど、タイでは、ここにクラッシュした氷を入れて、ザクザク混ぜて頂くのよ。
見た目も可愛らしくて、いかにもタイらしいデザートなの。
南国の王道、バナナデザート
今回、締めを飾るのは、やはり南国のフルーツの代表、バナナを使ったデザートを二つご紹介させて頂くわ。
揚げバナナと焼きバナナよ。
日本では、バナナをケーキに入れることはあっても、それ自体に手を加えて頂くことって、ほとんどないと思うのだけれど、バナナが豊富なタイでは、様々なバナナスイーツがあるのよ。
揚げバナナは、表面がカリッとした食感の中に、甘いホクっとしたバナナが絶品！
焼きバナナは、ホム マリは、トースターで焼いたけれど、タイでは、炭火で焼いているものもあって、芳ばしさと甘さが堪らないのよ。
ココナッツミルクのソースが付いてくることもあるので、お口の中が南国一色になるわ♪
こうして、お家でタイのデザートを作ってみると、タイっぽさが一段と上がるし、テーブルが華やかになるのよ。
ホム マリも、 「お家でタイ料理 ～タイのデザート編１～」 に続く～タイのデザート編２～に向けて、研究真っ最中よ。
それでは、皆さま、チョクディーカ。
