皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
タイの老舗ホテル、Dusit Thaniが京都に開業して早一年。
なかなかお伺いするタイミングを持てずにいたところ、タイ料理に関するワークショップを開催されるということで、これは参加せねば!と気合を入れてお邪魔させて頂いたわ。
今日は、「Dusit Thani Kyotoのタイ料理レストラン、Ayatana監修シェフによるタイ料理ワークショップ」のお話。(前編)
日泰のマリアージュ Dusit Thani Kyoto
Dusit Thani Kyotoさんは、JRの京都駅からも徒歩圏内という便利な立地でありながら、人混みからは解放された落ち着いた場所に佇むホテルなのよ。
外観も‘和’を感じるモダンな雰囲気で、立ち入る前からワクワクするわね。
上のお写真からもお分かり頂けるかしら?
造りとしては、地下の中庭を囲むように建てられていて、レストラン系は、その地下に配されているの。
後ほどお写真をご紹介させて頂くけれど、この中庭が素敵な日本庭園風で、本当に心落ち着く景色なのよ。
そして、今回のワークショップも、地下のお部屋で開催ということで、そちらへ。
バンコクのミシュランシェフによる講義
ホム マリは、Dusit Thani Kyotoさんの最大の魅力は、なんといってもタイ料理レストランのAyatanaだと思うの。
タイ系のホテルなのだから、タイ料理レストランがあるのは至極当然なのだけれど、Ayatanaは、バンコクでもミシュランガイドに掲載されたことがあるBo.lanのシェフ、ボー ソンヴィサヴァ氏とディラン ジョーンズ氏ご夫妻が監修されているのよ。
そして、今回のワークショップは、なんとそのお二人による講義ということで、ホム マリは、とても楽しみに待ちわびていたの。
初開催のテーマは、‘タイの調味料’ということで、ホム マリも普段お家でお世話になっている身近なテーマなので、何か役立つことがあれば良いなと気合十分で参加させて頂いた次第よ。
そして、参加者一人一人に配られたのがこちらのタイの調味料セット!
これだけでも、どの様なお話が伺えるのかワクワクなさるでしょ?
講義は、主に奥様のボーシェフが進めていらっしゃたわ。
先ずは、トレーの上側にある、お砂糖のお話から。
タイで主に使われる三種類のお砂糖、ココナッツシュガー、サトウキビ糖、トディヤシ糖のお味の違いを確認しながら、実際のお料理での使われ方も教えて頂いたわ。
シェフが、「ココナッツシュガーはソムタムで…」というようなことを仰っていたので、ホム マリは、「きっとワークショップの後で頂けるランチに登場するのね。覚えておかないと!」と思っていたら、なんとその場でテイスティング用のお料理が登場!!
テイスティング用と言っても、ちゃんとお料理として味わえるだけの量は、それぞれしっかりとあって、しかも勿論美味しい!!!
こうしてレクチャーを受けてお味見させて頂くと、確かに甘さの違いというものが感じられて、お料理ごとに使い分けられているのが流石だわ!と改めてタイ料理の面白さに気付かせて頂けたわ。
そして、種類の違いだけではなく、上質なものと大衆的なものとの違いも実際に味わわせてくださり、その違いに愕然としたわね。
この様に、お砂糖から始まり、タイ料理には欠かせないナムプラー、ココナッツミルク、ガピ、そして酸味を与える調味料など、全てにおいて丁寧に、かつ美味しくとても有意義なお話を伺うことができて、本当に楽しかったのよ。
ご覧になってお分かり頂けるかしら?
一品一品、本当にミシュランレストランレベルのテイスティングができて、贅沢なひと時だったわね。
今回のテーマである調味料の使い方がよく分かるだけではなく、細かいところまで手を抜かないところはもう流石としか言えなかったわよ。
例えば、トムヤムは、大きな蛤が入っているし、ナムプリックガピには日本ではなかなか手に入りにくいサトー豆が添えてあるし、両シェフの‘本当に上質なものを知ってもらいたい’というお気持ちがひしひしと伝わってくる講義でしたわ。
バンコクでも、お料理自体を教えてくださるお料理教室はたくさんあるけれど、この様に調味料に特化したレクチャーは、珍しいのではないかしら?
ホム マリも初めての体験で、目から鱗という内容もあり、期待以上の楽しさで、心も頭もお腹も満たされたワークショップだったわね。
そして、本当に良いものを追求されているお二人に、改めて感服いたしました。
さて、「Dusit Thani Kyotoのタイ料理レストラン、Ayatana監修シェフによるタイ料理ワークショップ」の後は、お待ちかねのタイ料理ランチよ。
でも今日は、ちょっとこちらで一休み。
それでは、皆さま、チョクディーカ。
Dusit Thani Kyotoはどこかしら?
JR京都駅 徒歩15分