皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
前回、Dusit Thani Kyotoさんで開催されたタイ料理ワークショップのお話をさせて頂いたけれど、今回はその続きよ。
「Dusit Thani Kyotoのタイ料理レストラン、Ayatana監修シェフによるタイ料理ワークショップ」のお話(後編)。
学びの総仕上げランチ
前回のお話では、バンコクでミシュランガイドに掲載されたこともあるタイ料理レストラン、Bo.lanのシェフ、ボー ソンヴィサヴァ氏とディラン ジョーンズ氏ご夫妻による‘タイの調味料’をテーマにしたワークショップの様子をお話させて頂いたけれど、こちらのワークショップ、講義だけではなかったのよ。
両氏は、Dusit Thani Kyotoさんのタイ料理レストラン、Ayatanaを監修されているのよ。
内容がとても充実していた講義を受け、既にお口とお腹も大満足な状態ではあったのだけれど、なんとタイ料理のランチもご用意頂いていたの。
なので今回は、そのランチについてお話させて頂くわね。
先ずは、会場をお教室からDusit Thani KyotoさんのオールデイダイニングであるKatiに場所を移してランチを頂けるのも流石ホテルのワークショップね。
Katiでは、洋食はもちろん、タイ料理も頂けるのよ。
先ほど、講師のお二人はタイ料理レストランの監修をされているとお話したけれど、Katiではそのレベルのお味をもう少しカジュアルに、メニューも日本人にも馴染みのあるタイ料理を頂くことができるのよ。
このタイ料理の充実ぶりは、タイ系ホテルならではで嬉しいわね。
お料理を待つ間、ホム マリは、気になったドリンクをお願いしたわ。
TWGのお茶で、Dusit Thani Kyoto Blendというもの。
これは、絶対にこちらでしか頂けないでしょ?
それに、緑茶ベースと説明されていたので、何となくお料理にも合いそうな気がしたのよ。
実際、緑茶にレモングラスなどのハーブの香りが爽やかで、正に日本とタイの融合を感じるお茶だったわね。
お茶を楽しんでいると、お料理も運ばれてきたわ♪
講義でのテイスティングで、結構お腹も満たされていたけれど、いざお料理が運ばれてきたらリセットされてしまって、お腹に余裕が出てきたわ。笑。
メニューは
キャベツとクルマエビのガーリック&ナムプラー炒め
鯛のトムサープ
ゲーンキョワンガイ
タイ産ジャスミンライスと京都産日本米のブレンドご飯
それぞれのお料理に、レクチャーを受けたタイの調味料が使われていて、それを舌で感じて復習するためのランチね。
レクチャーでのテイスティングで、ナムプラーの上質なものとそうでないものの違いを体感したけれど、こういったシンプルなお料理ほどそれが感じられるわね。
ホントにナムプラーの奥深い風味が最高で、ご飯とよく合うキャベツ炒めだったわ。
トムサープは、タマリンドの優しい酸味が心地よいスープね。
ゲーンキョワンガイは、搾りたてのフレッシュココナッツミルクが使われていて、これは少なくとも日本では、こちらでしか頂けないのではないかしら?
ココナッツミルクは傷みやすく、タイのレストランでもフレッシュなものを使っているお店は限られていると思うのよ。
テイスティングでは、デザートとして分かりやすいダイレクトな違いを味わったけれど、こうしてお料理で頂いてみると、くどさが無く、丸いお味と言えばよいかしらね。まろやかなのよ。
ここだけのお話、どれも美味しくて、ホム マリは、ご飯をお替りしてしまったわ。
そして、最後のお楽しみ、デザートよ。
かぼちゃのココナツプリンとピーナッツのおこし風よ。
ピーナッツのおこし風のお菓子は、ジャスミンの香りがするタイの蝋燭で少しいぶされていて、良い香りがするような演出までされていて、手が込んだコース料理を頂いているようだったわ。
本当に、どこを切っても講師のお二人のこだわりとそれに向けた熱意が感じられるワークショップで、ホム マリは、タイ料理に興味があって心底良かったと思える時間を過ごさせて頂いたわね。
そして、なんとナムプラーのお土産まであったのよ。
これはお家で、とっておきのタイ料理を作ったときに使わせて頂かないとね。
今回初めてDusit Thani Kyotoさんにお伺いすることができ、しかもシェフのお話を伺いながらタイ料理の造詣を深める機会に参加させて頂けて、本当に至福の「Dusit Thani Kyotoのタイ料理レストラン、Ayatana監修シェフによるタイ料理ワークショップ」だったわ。
ボーシェフ、ディランシェフ、コップンマーカ!
Dusit Thani Kyotoはどこかしら?
JR京都駅 徒歩15分