皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
海外旅行のお土産に、現地のスナック菓子を選ばれる方は結構いらっしゃると思うわ。
タイでも、ラープ味やトムヤム味のプリッツなどは、定番土産として知られているところだけれど、ここ数年の間のブレイクで、スナック菓子の‘メジャーな味’となったものがあるの。
それは、‘カイケム’と呼ばれる塩漬け卵味よ!
日本では馴染みがない‘カイケム’だけれど、タイも含めた東南アジアではもともと伝統的な食材で、よく月餅の真ん中に入っている卵の黄身、あれよ。
でも実はホム マリ、あまり得意ではなかったのよね。月餅の中に、塩辛さと独特の風味はいらないでしょ!というのがホム マリの思い。
ところが、2年ほど前にシンガポール人の知り合いからお土産で頂いたカイケム味のチップスがきっかけで、目覚めたの。
そこで、タイにも絶対あるはず!と、バンコクを訪れたときに探してみると、やっぱりあったわ!!
今日は、そんなカイケム味を含めた、「タイテイストのスナック菓子」のお話。
カイケム味のポテトチップス
まずは、こちらのポテトチップス。
確か、ホム マリは、コンビニのようなミニマートで購入したわ。
TASTOは、タイではメジャーなポテトチップスメーカーで、そこがこうして販売されていることからも、‘カイケム味’の浸透具合をお分かりいただけるのではないかしら?
蓋を開けると、途端にカイケムの香りが漂ってきたわ!
ご覧のとおり、通常のポテトチップスよりも色味が濃く、見た目もカイケムっぽいわね。
そしてお味はというと、一口目は特に、カイケムの風味がお口の中に広がったわ。
その風味と、チップスのパリパリ食感がいいのよ。
食べ進めていくと、ポテトの甘みが、黄身の甘みと重なり合って、正にカイケム感満点で、病みつきになる美味しさだわ。
それに、塩辛さは控えめなので、止められない危険なポテトチップスよ!笑。
カイケム味のフィッシュスキン
お次はカイケム味のフィッシュスキンよ。
フィッシュスキンって何かしら?と思われる方も多いと思うけれど、そのまま魚の皮!
魚の皮をカリカリに乾燥?揚げてる?スナックで、焼鮭の皮がお好きな方なら召し上がれるのではないかしら。
そんなフィッシュスキンのカイケム味を見つけたので、迷わず買ってみたわ。
まあ、コレステロールとか、カロリーなんて言葉は、ホム マリにはございません。笑。
こちらのIRVINSさんは、セントラルワールドなどのショッピングセンターに単独でショップを展開されていて、鮮やかな黄色と黒の店舗が目立っているわ。
ちょっぴり高級路線のスナックといえるかもしれないわね。
さて、気になるお味はというと、まず、皮のパリパリ食感がよくて、生臭さなんて一切ないのでご安心を。
そして、カイケムや魚の塩辛さもなく、カイケム独特のまろやかさと魚の皮のコクが絶妙のハーモニーを奏でているわ!
お口の中で最後に、鼻に抜けるようなカイケムの香りが感じられて、パッケージにも書いてあるとおり、‘DENGEROUSLY ADDICTIVE’よ。
おやつとしては勿論のこと、これはビールのお供に最適だわね!
それに、お料理のちょっとしたトッピングにも使えそうよ。
このカイケム味のフィッシュスキンを頂きながら、ふと、日本はお魚を比較的食べる国なのに、なぜこの様なスナックが無いのかしらと謎がホム マリの中に湧いてきて、フードロスの観点からも有効な気がしてるのよ。
王道の王道、トムヤム味のプリングルス
最後はやっぱりトムヤム味よ!
トムヤム味のお菓子は、多数出ているけれど、今回は敢えて世界を席巻しているお馴染みプリングルスをトライ。
パッケージのベースカラーがパープルで、いかにもタイっぽいでしょ。
でも今回発見したのだけれど、実はこちらのバンコクで購入したトムヤム味のプリングルス、made in Malaysiaって書いてあるでは!笑。
ホム マリ的には、トムヤム味はタイで作っていてほしかったけれど、それだけトムヤム味が大規模に製造・流通しているのだわ!と解釈することにして、いざ、実食。
見た目は通常のポテトチップスとさほど変わらないけれど、噛みしめるとほのかにトムヤムの香りがお口の中に広がるわ。
決して主張が強いトムヤム味ではないけれど、食べ進むうちに、程よいチリのピリ辛感がじわじわ感じられるのよ。
これは、プリングルスのポテトチップスとして楽しみながら、トムヤムの適度な風味で止まらなくなる美味しさね。
その点は、流石計算されてるな!と実感したわ。
ホム マリは、今まであまり「タイテイストのスナック菓子」に興味があったわけではないけれど、今回食べ比べてみて、その楽しさにハマってしまったわ!
次回のバンコクでは、更にスーパーマーケットでの滞在時間が長くなりそう!
それでは、皆さま、チョクディーカ。