皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか？
前回お話させて頂いた、ワットラチャナダラムの美しさの余韻に浸りながら、ホム マリは、朝散歩を続けたわ。
途中、どこか懐かしいような光景の中を歩いていると、朝から賑わっているお店があったの。
この辺りでは有名な、パトンコー（揚げパン）のお店よ。
ホム マリは、お腹が空いていたので、こちらで朝ごはんを頂くことにしたわ。
今日は、「パトンコープーケットで朝ごはん」のお話。
ノスタルジックな朝ごはん
ワットラチャナダラムから西へ、バンコク都庁も通り抜けていくと、一昔前まで、バンコクのどこにでも見られたような、町並みが残っている地区があるの。
そんな通りの一角に、パトンコープーケットさんはあるのよ。
ホム マリがお伺いしたとき、常連さんらしき方々が、お店の前で召し上がっていたり、宅配を頼まれたのであろうバイタクのお兄さんが注文なさっていたりしていたわ。
ホム マリは、そんな方々の対応が一段落したのを見計らって、ショーケースの中を拝見したわ。
こちらのパトンコー、何種類かあるようね。
ホム マリの知識では、甘い系と塩味系があるのは知っていたのだけれど、他のものは何かしら？と思って、お店のお兄さんにお聞きしてみたの。
すると、基本は、甘い系と塩味系の２種類だけれど、それぞれの大きいサイズがあるとのこと。
なるほどね。
そこでホム マリは、普通サイズの甘い系と塩味系を一つずつ頂くことにしたわ。
ディップするカスタードも、ベジタリアン用と通常のものがあったで、ホム マリは、迷うことなく通常のものをチョイスよ。
（ちょうどホム マリがお伺いした時期が、ジェーといわれる中華系の菜食期間だったからかもしれないので、常時ベジタリアン用を作っていらっしゃるかは不明よ。）
お店の前のお席がいっぱいだったので、少し離れたところに案内されたホム マリ。
お店のお兄さんが優しくて、色々と教えてくださったわ。
ドリンクは、タイの甘いアイスコーヒーを一緒に頂いたわよ。
ちょうど、ホム マリのお席の前には、これまたレトロで真っ赤が可愛い車が止まっていて、本当にタイムスリップしたかのような感覚になったわ。
パトンコーは、外はカリッとしているのに、中はふわっふわなの！
油もしつこくなく、冷めても美味しく頂ける感じね。
塩味系の方は、お味が引き締まっていて、ビールがお好きな方は、ビールとも召し上がれるのではないかしら？
ホム マリは、２種類ともに、カスタードをたっぷりとつけて頂いたけれどね。
朝から美しいお寺を参拝し、正に‘昭和レトロ’の世界に入り込んだかのような、ノスタルジーに浸る朝ごはん。
最先端のお洒落なバンコクも魅力的だけれど、こういったのどかな一面を体感させてくださる「パトンコープーケットで朝ごはん」。
また訪れてみたいお店だったわ。
それでは、皆さま、チョクディーカ。
パトンコープーケットはどこかしら？
MRT サムヨット駅 徒歩１５分弱
