皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
最近流行りの飲食店の営業形態として、ランチタイムだけ既存のお店を間借りして営業されるお店があるわね。
提供されているお料理は、お店によって様々だけれど、大阪に‘タイのカレーラーメン’カオソーイをそのような間借り店舗で出していらっしゃるお店があるとお聞きして、お伺いしてみたの。
今日は、「西天満で間借り店舗のカオソーイ屋さん 麵屋百福」のお話。
※麵屋百福さんの西天満での間借り営業は、2022年3月末をもって終了されたようです。
隠れた名店ひしめく町、西天満
今回、ホム マリがお伺いした麵屋百福さんがある西天満という町は、裁判所なども近く、法曹の町というイメージがあるわね。
その一方で、骨董品や古本を扱うお店が建ち並び、独特の雰囲気を醸し出しているわ。
そんな中、飲食店に関しては、隠れた名店やミシュランガイドに掲載されている有名店が密集するグルメスポットでもあるの。
繁華街である梅田から少し離れているという場所がらも、‘通っぽさ’を味わうエッセンスになっている町ね。
麵屋百福さんは、そんな西天満にある‘ほっとあわとく’という居酒屋さんをお昼間利用されているお店なのよ。
少数精鋭メニューで勝負!
こちらが麵屋百福さんよ。
西天満は、細い路地の町だけれど、角地にあって、比較的見つけやすいと思うわ。
お店は、カウンターと2名掛けほどのテーブルが3テーブルほどの、こじんまりとした感じね。
ホム マリは、カウンターに座らせて頂いて、早速メニューを拝見。
メニューの左側が濡れた形跡があって、読みずらかったのがちょっと残念だったけれど、カオソーイ・ラートナー・カオマンガイで勝負してます!というのが伝わってくるメニューね。
因みに、メニューの裏面は、それぞれのお料理に追加できるトッピングが紹介されていたわよ。
ホム マリは、先ずはお店の顔、カオソーイをお願いすることにしたわ。
濃厚スープにもっちり麵のカオソーイ
オーダーしてから暫し、店内には、タイ語のFM放送が流れていて、タイの気分に浸ったところにカオソーイがやってきたわ。
こちらが、カオソーイよ。
カレーの良い香りが堪らないわ。
因みに、紙エプロンを頂けるので、カレースープをお洋服に飛ばす心配もないのが嬉しいわね。
さて、先ずはスープを一口。
ホム マリの第一印象は、‘濃厚’ということ。
ココナッツミルクが入っているカレーがベースなので、ある程度濃厚なのは想像の範疇なのだけれど、メニューにも書かれていたとおり、‘濃厚鶏白湯’を使っていらっしゃるのが効いているスープよ。
そして、麺はというと、カオソーイお決まりの揚げ麺がトッピングされていて、こちらは中太麵といった感じね。
スープの中の麺は、どうなのかしら?
ご覧になって!
この立体的な麺!
カオソーイでは、平麺が使われることが多いけれど、この立体麺は、それ以上にスープが絡まって、濃厚なカレー味を楽しめるのよ。
しかも、もっちもちなの。
パリパリの揚げ麺と、このもちもち麺を同時に楽しめるのは、麵屋百福さんのカオソーイの醍醐味ではないかしら。
もちろん、チキンは柔らかく煮込まれていて、美味しかったわ。
ホム マリがカウンターから拝見していると、ラートナーのセンヤイもプルプル感が伝わってきたので、次回は是非そちらも頂いてみたいわね。
この日、ホム マリがお邪魔させて頂いたのは、午後1時を過ぎた頃だったけれど、それでもお客様が入れ替わり立ち代わりで、満席状態だったわ。
中には、きっとタイがお好きな方ね!と思われる方もいらっしゃれば、近くで働いていらっしゃるであろう方もいらっしゃって、間借り店舗ではあるけれど、すっかり西天満の町のお店になっていらっしゃったわ。
「西天満で間借り店舗のカオソーイ屋さん 麵屋百福」 さん、今後が楽しみな、期待できるタイ料理屋さんね。
それでは、皆さま、チョクディーカ。
※今後、独自の店舗を持たれる方向のようなので、益々目が離せないわね!
麵屋百福はどこかしら?
JR東西線 北新地駅 徒歩8分