中崎町でほっこりタイの家庭料理♪　ピタックごはん

皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか？
日本でも都市部では、タイ人シェフが腕を振るうお店が結構あるわね。
そして、そのお店のお料理は、そのシェフの経歴が凄く反映されている気がするわ。
例えば、バンコクのホテルで修業されていたシェフなら、お料理自体はオーソドックスかもしれないけれど、食材にこだわりがあったり洗練されたプレゼンテーションのタイ料理が期待できそう！という風にね。
今回、ホム　マリが気になったお店も、タイ人シェフのお店なのだけれど、その方は、以前も京都で人気のタイ料理屋さんでお料理を提供されていたそうなの。
ホム　マリは、その京都のお店にはお伺いしたことが無かったのだけれど、日本の人気店から云わば独立された方がどの様なタイ料理を作られるのか、とても興味が湧いて、ランチにお邪魔してみたわ。
今日は、そんな「中崎町のほっこりタイ料理、ピタックごはん」のお話。

こだわりのお店がひしめく中崎町

今回の目的地、ピタックごはんさんは、大阪の中崎町という町にあるのよ。
梅田からは、地下鉄で一駅だけれど、どこか懐かしい雰囲気が漂う住宅街ね。
でも、そんな町に、カフェやスイーツのお店など、こだわりを持ってされているお店が点在していて、休日の街歩きには、ピッタリな場所なの。
ピタックごはんさんも、そんな町になじんでいるお店だわ。

ランチタイムも大人気！

ホム　マリがお店に入ったのは、１２時を過ぎていたけれど１番乗りだったの。
なので、ランチはゆっくりしたペースのお店なのかしら、なんて思いながら、何を頼もうかじっくり悩ませて頂いたわ。
この日のランチタイムは、カオパット（タイのチャーハン）とパッタイが１００円引きとのこと。
ホム　マリ、それをお聞きして、ランチってそれでいいと思ったの。
色々お品数を頂けるような少量ずつのセットも、価値があれば良いけれど、妙に日本的なサラダが付いてきたりすると、なんか興ざめになってしまうことが多々あるのも事実なのよね。
その点、お値引きランチなら、夜と同じお料理をお得に頂けるわけで、嬉しいと思われない？

とは思いながらも、ホム　マリ、この日はちょっぴり辛さを求めていたようで、お願いしたのは、スキーヘンとトムヤムガイよ。

スキーヘンは、タイでは、レストランというより食堂やフードコートにあるようなメニューで、庶民的なイメージのお料理ね。
トムヤムも、代名詞のトムヤムクン（エビ）は、世界的に有名だけれど、クン以外にもポークのスペアリブが使われていたり、今回のようにチキンのものもあるのよ。
ピタックごはんさんのメニューは、そんな肩ひじ張らないタイ料理だけれど、お味はどちらも最高だったわ。
特にトムヤムは、テーブルに運ばれてくる途中からハーブの香りが近づいてきて、実際、レモングラスがたっぷり！
それに、カーと呼ばれる生姜みたいなのは、一般的なお店のカットよりも断然分厚いものがゴロゴロと入っているの！
お味も濃厚で、酸味や辛さはもちろん感じられるのだけれど、ミネストローネを頂いているようなコクがあるトムヤムだったわ。

そして、ホム　マリがランチを楽しんでいる頃には、１階は満席になって、お二階に上がっていかれる方も何組かいらしたわ。
そんなお客様を拝見していると、タイ料理がお好きで、わざわざピタックごはんさんにランチしに来ました！という雰囲気を醸し出していらっしゃる方がほとんどだったわね。

ピタックさんは飛行機がお好き？！

お料理が美味しかったのはもとより、もう一つホム　マリがピタックごはんさんに親近感を覚えたのがお店に飾られている飛行機の模型よ。

シェフのピタックさん、どうやら飛行機がお好きなようで、少し飛行機のお話をさせて頂いたら、お会計のときに、飾られていない他の模型も出してきて見せてくださったわ！
ホム　マリも、思わず食い入るように眺めてしまったけれど、ピタックさん、お料理作ってくださいね～！（笑）
他の日はどうなのか分からないけれど、少なくともホム　マリがお邪魔させて頂いた日のランチは、お一人で接客と調理をなさっていたので。

ピタックごはんさんを一言で説明すると、お料理自体は、とても家庭的で素朴なメニューだけれど、それを腕の良いシェフが作るとこうなりました！というタイ料理を楽しめるお店よ。
是非今度は夜に、お友達とお伺いしたい「中崎町のほっこりタイ料理、ピタックごはん」だったわ。
それでは、皆さま、チョクディーカ。