皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
旅、特に海外旅行に欠かせない乗り物といえば飛行機ね。
見た目もスタイリッシュだし、速いし、それに、大空を羽ばたくように移動できるところが魅力的で、ホム マリは、大好きな乗り物。
今日は、そんな飛行機から眺めた風景の中でも‘雲’に焦点を当てた、「飛行機からの風景」のお話、~雲編~。
‘雲の上’の世界
地上から見上げる雲、モクモクしていたり、青空に刷毛ですっとなぞったようだったり、見ていて飽きないわね。それに、雲の雰囲気で季節さえ感じさせてくれて、風流ですらあるわよね。
でも、空の上から眺める雲も、負けず劣らず美しいのよ!それに、地上だと、分厚い雲の下では暗く、雨が降るけれど、雲の上の空では、ずっと晴れ渡った世界だものね。
飛行機に乗っていると、そんな雲に手が届きそうなくらい間近で楽しめるのよ。
こちらのお写真は、夕暮れ時の一枚ね。
これだけの雲だと、地上のお天気はあまり良くないかもしれないけれど、雲の上から見ると、雲海の上を駆けて夕陽を追っていけそうな気がするのは、ホム マリだけかしら。
遠くに見える、茜色に染まった雲は神々しさを感じるわね。
太陽も、地球も、飛行機も動いているので、刻一刻と移ろう雲の風景は、まるで二度と同じ演目がないショーのように思えるわ。
飛行機も目的地の空港に向け高度を下げてくると、同じく高度を下げている日のほのかな残照を見送りながら、‘雲の上の世界’と地上を分かつ雲の中に突入!
(分厚い雲の中に入ると、揺れることがあるので、座席ベルトは締めておきましょ!)
雲と雲の狭間で
地上から空を見上げた時、なぜか形状の違う雲が見えることがあるわよね。
色々な理由があるようだけれど、空の高さが違うところでは、風向きや湿度が異なって、違う種類の雲ができるそうよ。
でも、地上から見ると高さの違いは分かりにくいので、同じ場所に違う形状の雲があるように思うのね。
そのようなときも、飛行機から見ると、ちゃんと立体的に雲を眺めることができるわ!
ほら、ご覧になって!飛行機の下には、モコモコした雲があるでしょ。
でも、上には薄ーい雲。
ちょうど飛行機が旋回しているときのお写真なので、薄い雲は正面に感じるかもしれないけれど、まさに二種類の雲の間を飛んでいたのよ。
こうしてみると、高さの違いで雲が違うこともよく分かるわね。
飛行機と雲
普通、飛行機と雲と言うと、あまり相性の良いものではない印象が強いわね。
事実、先ほども少しお話したけれど、飛行機の‘揺れ’の原因となることが多いから。
特に厚い雲や積乱雲(CB)は雲の中の気流が悪いので、コックピットクルーはできるだけ避けながら飛行しているのよ。いわゆるタービュランスに少しでも遭わないためにね。
この上のお写真、真っ青な空に真っ白なふかふかの雲のコントラストが綺麗でしょ?!
でも、この雲の中は揺れることが予想されていたの。でも、目指す空港は、この雲を突き抜けていかないと辿り着けない。
通常なら、このまま降りていきそうな降下のタイミングだったけれど、この時のフライトでは、お写真のように、ぎりぎりまでこの雲のすぐ上をなでるように暫く飛んで、そして突入していったのが、客席から見ていて分かったわ!
雲が織りなす絶景
‘空の絶景’といって真っ先に思いつくのは、オーロラではないかしら?
確かにオーロラも、飛行ルートと時間、あとは運が良ければ「飛行機からの風景」として楽しむことができるわね。ホム マリもヨーロッパから日本への便で何度か目撃したことがあるわ!
でも、時として、雲もそれに近い‘絶景’を見せてくれるのよ。
今回は、「飛行機からの風景」~雲編~ということでお話してきたけれど、ホム マリもあらためて、雲の美しさを感じたわ。それに、こうしてみると決して大袈裟ではなく、‘地球にいる’ということもね。
次に飛行機乗るときは、どんな雲に出会えるのかしら?
それでは、皆さま、チョクディーカ。