皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
ホム マリは、タイが舞台の小説タイ料理に関するにすごく興味があって、よく読んでいるのだけれど、最近、‘漫画’の世界でもそれに当てはまる作品があることを知って驚いたの。
実はホム マリ、漫画というものを今までほとんど読んだことが無く、この漫画の存在を全く知らなかったのだけれど、超有名な作品らしいわ。
その名も、‘クッキングパパ’。
ストーリーの中で登場するお料理のレシピを、‘クッキングパパ’が解説しながら披露してくださるというお話なのだけれど、ちゃんとタイ料理も登場しているのよ!
今回は、その中でも「クッキングパパ 41巻 アジア満腹ハネムーン編(うえやまとち 著、モーニングKC 講談社)」のお話。

タイ料理&飛行機好きには堪らない!

こちらの「クッキングパパ 41巻」は、サブタイトルからもお察しのとおり、主人公の田中さんが、ベトナムホーチミンタイバンコクシンガポールにハネムーンに行くお話で、その滞在中に出会ったお料理の数々が紹介されているの。

でも、ストーリーは、博多で働く主人公のハネムーン前の日常から描かれていて、そんな出だしから、もち米を使ったアイスクリーム、‘タイ風ライスキャンディー’が登場してきて、ホム マリのテンションは一気に高まったわ!
一つ目のレシピから、作ってみたい

表紙の様子は、ベトナムのフォーね。

ハネムーンの準備も整った主人公の田中さんと奥様の夢ちゃんは、先ずは最初の訪問国ベトナムに向かうのだけれど、移動する飛行機が描かれていて、そこでまたホム マリのテンションが上がったわ!
なんと、今ではもうお目にかかれない、シンガポール航空(SQ)ボーイング747-400なのよ。
若干、SQかぁ、という思いもよぎったけれど(笑)、それよりもB4好きの方が勝って、イラストとはいえ、あの世界の空を飛び回っていたジャンボの機体を目にすることができて、感慨深かったわ。
クッキングパパ 41巻 アジア満腹ハネムーン編(うえやまとち 著、モーニングKC 講談社)」が発行されたのは、1995年なので、当時はまだ全盛期後期といった感じだったのではないかしらね。

そして、第2の訪問国タイに向かうお二人が利用したのは、ホム マリも大好きなタイ国際航空(TG)なの。
しかも、タイ国際航空のひとつ前の塗装なのよ。
描かれた当時は、現在の塗装になる前なので、当然といえば当然なのだけれど、今となっては懐かしさが込み上げてくると同時に、ストーリーの中では、ゆったりとした時間が流れているような気がしたわ。
もちろん、到着したのは、ドムアン空港
スワンナプーム空港ができた今では、LCCや国内線の空港として利用されているけれど、当時はまだタイ玄関口として、大活躍中だったわね。
滑走路からターミナルに向かう途中、ゴルフをされている光景を見るのが、ホム マリは好きだったなぁなんて思い出したわ。
そこで一瞬、ホム マリは、このお二人は、きっとスターアライアンスをお使いなのね、と思いかけたけれど、タイ国際航空などが立ち上げメンバーとなって作られたこのアライアンスも、できたのは97年なので、SQTGという組み合わせも偶然だったのかしらね。
そういえば、この頃はまだ‘リコンファーム’なんて言うことが必要だったのかも?!と、飛行機好きの昔話にエンジンがかかってしまったわ。

だいぶん本題からそれてしまったわね。(笑)
バンコクでもお二人は、観光にお食事に楽しいご旅行をされたようよ。
クッキングパパ’も、トムヤムクンなどのレシピをご紹介くださっているわ。
中でも、ホム マリがなるほどと思ったのは、ソムタムスイカの白い部分を使っていらっしゃることね。
確かに、シャキシャキ感青パパイヤと似ているかも!
それに、95年当時は、日本で青パパイヤを手に入れることは、ほぼ無理だったような気がするけれど、今では、なんとか手に入れることはできるようになったことを思うと、これまた感慨に浸ってしまったわ。

その後、ハネムーンは、最後のシンガポールへ。
ここでは、シンガポールチキンライスの作り方が興味深かったわね。
ホム マリは、タイのチキンライス、カオマンガイの作り方と比べながら拝見したわ。
うーん、なるほど、シンガポールチキンライスには、紹興酒ごま油が使われているのが特徴ね。

こうしてお二人は、東南アジアのご旅行を満喫されて帰国されたのだけれど、ホム マリもすっかり旅行気分を味わわせて頂くことができたわ。
それに、作ってみたいお料理とも出会えたしね。
クッキングパパ 41巻 アジア満腹ハネムーン編(うえやまとち 著、モーニングKC 講談社)」は、現在、新刊を手に入れることは難しいようで、ホム マリも古本を購入させて頂いたわ。(電子書籍では購入可能のようだけれどね。)
でも、タイに限らず東南アジアのお料理がお好きで、飛行機もお好きな方には、是非ともご覧になって頂きたい一冊だわ。
それでは、皆さま、チョクディーカ。

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