タイのビリヤニ、カオモックガイのお店　Thai Cafe Majidehamal

皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか？
以前ホム　マリが「お家でタイ料理」シリーズでお話させて頂いた、‘カオモックガイ’というお料理を覚えていらっしゃるかしら？
ドライスパイスがふんだんに使われ、タイのビリヤニと呼ばれていて、日本でもメジャーなカオマンガイと双璧をなす‘タイの二大チキンライス！’とホム　マリは、勝手に思っているのよ。
ところが、このカオモックガイを出していらっしゃるお店が、日本では殆ど見当たらないの、ということも以前にお話させて頂いたところね。
でも、この度、見つけたのよ！
カオモックガイを出していらっしゃるお店を！
そこで、ホム　マリが、直ぐにお邪魔させて頂いた「カオモックガイの専門店、Thai Cafe Majidehamal」のお話。

スパイスが香るタイ料理屋さん

皆さまは、タイ料理屋さんの香りというと、どの様な香りを連想されるかしら？
ガパオやパクチーなどのハーブに、ガーリックやチリが混ざった香り？
それとも、ジャスミンライスが炊き上がった香り？
ナンプラーやガピといった、調味料の香りもあるわね。
ホム　マリも、 Thai Cafe Majidehamal さんに足を踏み入れるまでは、何となくそんなタイ料理屋さんを思いながらお伺いしたのだけれど、 Thai Cafe Majidehamal さんの香りは違ったの。
タイ料理屋さんというより、スパイスカレーのお店のような、むしろインド料理屋さんに近い香りが漂っていたのよ。
でも、ホム　マリは、その香りで嬉しくなってしまったわ！
それだけカオモックガイに力を入れていらっしゃるということだもの。
期待も高まったわ！
因みに、 Thai Cafe Majidehamal さんでは、店内やメニューの撮影は禁止されていて、お料理のお写真は撮影OKだそうよ。
ということで、ホム　マリも注意しながらお写真を撮らせて頂きました。

お店に入って印象的だったのは、客席の一角に、調合中のスパイスが並べられていたことね。
ホム　マリが作るカオモックガイのスパイスと比べながら、ちょっと拝見しながらお席へ。
ランチは、基本的にカオモックガイとタイカレーの二種類だそう。
もちろんホム　マリは、カオモックガイ！
カオモックガイには、タイカレーを選んで付けることもできるということなので、カレーをつけて頂いたわ。

ホム　マリは、マッサマンをチョイス。
カオモックガイは、ムスリムの影響を受けたタイ料理なので、同じくムスリム系のタイカレーであるマッサマンにしてみたの。
付け合わせには、ナスのアチャールとアチャードが添えられていて、特にナスのアチャールが美味しかったわ。
そして、ソースは、自家製のスイートチリソース。

さて、カオモックガイのお味はというと、実はホム　マリ、一口目は、ちょっと薄味かしら？と感じたの。
でも、自家製スイートチリソースをかけたりして頂いていくうちに、スパイスがどんどんお口から全身に染み渡っていって、なんとも言えないスパイスのハーモニーを体感させて頂いたわ。
この自家製スイートチリソースも絶品で、市販のものに比べるとサラサラしたテクスチャーで、程よい甘さなの。
そして、マッサマンも甘みはあるけれど、決して甘ったるい感じではなく、カオモックガイのご飯と一緒に頂くと、お口の中でスパイスのシンフォニーを奏でてくれるようだったわ。
もちろん最後には、大満足でお腹はいっぱいになっているのに、また頂きたい！と思うほどなのよ。

食後のドリンクは、コーヒーやジャスミンティーもあったけれど、ホム　マリは、断然タイティー。
店内に、タイティーの名店、チャトラムーさんのドリンクが入っていたカップが飾られていたのをホム　マリは、ちゃっかりチェックしていたのよ。
なので、きっと出していらっしゃるタイティーも美味しいはず！と思ってタイティーにさせて頂いたの。
予想どおり、風味もきちんとしたタイティーでほっこりさせて頂いたけれど、欲を言えば、ミルクがあれば尚良かったわ。
ホム　マリは、タイティーは、甘々ミルクティーにするのが好みなもので。笑。

こちらは、おまけのココナッツプリンよ。
このココナッツプリン、甘過ぎず、ココナッツの風味が豊かで、とても美味しかったわ。

今回、ホム　マリは頂かなかったけれど、やはりムスリム系の影響が強いロティも単品で取り扱っていらしたり、とてもこだわりのあるタイ料理屋さんだったわ。
日本もタイ料理屋さんは増えてきたけれど、ムスリム系のお料理を中心に出していらっしゃるお店は、まだまだ少ないので、タイ料理好きとしては、「カオモックガイの専門店、Thai Cafe Majidehamal」は、貴重なお店ね。
それでは、皆さま、チョクディーカ。