皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
皆さまは、お願い事があるとき、神社仏閣にお詣りなさることはあるかしら?
ホム マリは、結構お願いに上がることがあるのよね。
日本にいるときだけに限らず、バンコクでもよ。
バンコクのパワースポットのことは、以前にお話させて頂いたけれど、今でもちょこちょこ手を併せにお伺いしてるのよ。
ところが今回、ホム マリがバンコク滞在中に、‘世紀の一大事’が起きようとしていたので、それを成就させるため、どうしても‘最強レベル’のお詣りをせずにはいられなくなったの。
そこで今回は、「驚異的にお願い事を成就してくださる大仏様がいらっしゃる ワットサーカラー」のお話。
お詣りすることになった経緯
ところで先ほど、‘世紀の一大事’ってお話させて頂いたわよね。
今回のワット―サーカラーへのお詣りのお話を始める前に、そこからお話させて頂く必要があるので、少しお付き合いくださいね。
実はホム マリ、愛してやまないある野球チームがあるの。
なんと、ホム マリのバンコク滞在とそのチームの日本シリーズの試合がほぼ重なってしまい、ホム マリは、バンコクから試合経過を見守ることになったのよ。
日本シリーズでは、両チームの接戦が続き、第5戦目でホム マリの御贔屓チームが優勝王手をかけて、このまま第6戦で決着がつくかと思いきや、なんとその第6戦で逆王手をかけられてしまったの。
最終第7戦は、相手チームの本拠地での試合だし、勢いで連勝もされかねない状況に一変したのよ。
そこでホム マリ、いてもたってもいられなくなったの。
長らくそのチームのファンをさせて頂いているけれど、38年ぶりに日本一が目の前に迫っていて、この機を逃しては絶対にいけない!という強い気持ちが湧き上がってきたわ。
でも私自身は、遠く離れたバンコクにいて、とても歯がゆい思いがあったのだけれど、この地でできることはできる限り何でもして、悔いの残らない応援をしようと思ったの。
そんな状況で、お詣りに行く決心をしたのが「驚異的にお願い事を成就してくださる大仏様がいらっしゃる ワットサーカラー」なのよ。
慈愛に満ち溢れたお姿の大仏様
ワットサーカラーの大仏様は、噂で「良く願い事を聞いてくださる!」とお伺いしていたのだけれど、お寺がバンコクからは少し距離があって、車でないと行きにくいところにあるのよ。
なので、ホム マリも、行ってみたいけれどどのタイミングでお伺いするか悩んでいたの。
でも先ほどお話させて頂いた状況になって、第6戦で敗れて翌朝、第7戦当日に急遽お詣りを決行よ。
朝食を頂いた後、タクシーを拾って運転手さんにワットサーカラーに行きたい旨をお伝えすると、なんと快く了承してくださったの。
バンコク都内から小一時間かかるような場所なので、拒否される方もいらっしゃるだろうし、メーターではなくぼったくり金額を提示されるのもある程度覚悟していたのだけれど、なんとラッキーなことに良い運転手さんに巡り会えたわ。
しかもこの運転手さん、ナビで不明なところは、お知り合いに連絡して聞きながら行ってくださったのよ。
確かにバンコクから離れるにつけ、段々と道も細くなり、田園風景になって、最後の方は、あぜ道のようなところを通っていったわ。
なので途中から、帰りもこの運転手さんに連れて帰ってもらわないと帰れなくなる!と流石に不安を感じたわね。
でも、お寺に着くと、そんな不安な気持ちも吹き飛ばしてくださる、優しいお姿が眼に入ってきたわ。
運転手さんとは、待ち合わせの時間を決めて(お昼代ぐらいはお渡しして)いざ、念願のお詣り開始よ。
地元の方にも愛されているお寺
ホム マリが先ず真っ先に向かったのは、大仏様のところよ。
ご覧になって、大仏様の広いお心がにじみ出ているお顔。
こうして離れたところからでもパワーを授けてくださりそうだけれど、折角なのでお近くまで寄ってお願い事を唱えさせて頂いたわ。
大仏様の迫力を感じながら、大事なお願い事を唱えさせていただきました。
すると、不思議な感覚で、「分かった。」と仰ったように感じたの。
本当に、何卒宜しくお願い致します!な気持ちだったわ。
こちらのワットサーカラー、割と広めのお寺で、週末だったこともあって、地元の方もたくさんお詣りにいらしていたわ。
中には、お坊さんが説法されている建物などもあって、タイ人の方は熱心にお聞きになっているようだったわね。
ホム マリも、折角お詣りに越させて頂いたのだから、本堂でもお祈りさせて頂いたわ。
ホム マリが入ったときはたまたま誰もいらっしゃらなかったので、中央やや後ろの方に座って、目を閉じてお祈りさせて頂いたわ。
そして、目を開けた瞬間、驚くべき光景が目に飛び込んできたの!
なんと、虎が降臨!
ホム マリが応援しているチームのモチーフである虎が目の前に現れたのよ!
ホム マリ、本当にしばらくあっけに取られて、思わず「虎や」と呟いたわ。
このとき、ホム マリは、愛しのタイガースが今晩の試合に勝って日本一になる予感というか確信に近いものを感じたの!
このときの光景は、今でも忘れられないわ。
どう考えても、このタイミングで虎柄のシャツをお召になった方が現れるなんて、本当に凄すぎるわよね。
この体験をできて、ここまで来たかいがあったとつくづく思ったわ。
お寺の境内には、マーケットも出ていたので、少しのぞかせて頂いたわ。
この辺りは、エビなどの海産物が特産品のようで、それらを使ったお土産もたくさん並んでいたわ。
でも、甘いもの好きホム マリの目に留まったのは、やっぱりスイーツなのよね。
ホム マリが気になったのは、右手で焼かれている葉っぱにくるまったものよ。
一袋頂くことにしたわ。
お土産も手にしたところで、そろそろ運転手さんのところに戻りましょ。
帰りは、念願のお詣りもできて、しかも心強いお告げのような体験までできて、晴れ晴れとした気分の帰路だったわ。
本当に、運転手さんにも恵まれて、遥々お詣りを決行して良かった!とこの時点でも思っていたけれど、この日の晩、「驚異的にお願い事を成就してくださる大仏様がいらっしゃる ワットサーカラー」を身をもって実感することに。
バンコクにいたことで、試合自体はなかなかダイレクトに観戦することができなかったのだけれど、バンコクでしかできない応援をさせて頂くことができて良かったなぁと思うわ。
最後に、お土産のスイーツは、こんな感じだったのよ。
色は茶色いけれど、ココナッツミートが入った羽二重餅のようなお菓子で、葉っぱの風味がとても良いの。
日本の笹餅といったところかしらね。
冷めても美味しいけれど、少し温めると葉っぱの香りも立ってお薦めね。
それでは、皆さま、チョクディーカ。
お願い事を成就してくださる大仏様がいらっしゃるワットサーカラーはどこかしら?
バンコク都内から車で1時間ほど