皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
タイには、ユネスコの世界遺産にも登録されているような、歴史的遺跡が各地にあって、観光名所となっているわね。
日本人が多く訪れる、アユタヤ遺跡なんかもそうね。
でも、タイ歴史って、皆さまはご存知?
今日は、タイ歴史を分かりやすくまとめてある新書、「物語 タイの歴史」(柿崎一郎著、中公新書)のお話。

意外と少ない!タイの歴史書

タイは、日本人には馴染み深い観光地で、ガイドブックはたくさんあるし、タイを舞台にした小説も時々見かけるわね。
でも、ホム マリが、タイ歴史を知りたいな!と思ったときに、専門書以外で手軽に読める本が、本当に少ないことに驚いたの!
そんな中、見つけたのがこの「物語 タイの歴史」だったのよ。

歴史を知ると、タイへの愛着も倍増!!

そもそも、どうしてホム マリがタイ歴史に興味を持ったかというと、スコータイ遺跡がきっかけね。
スコータイ王朝は、タイ最初の統一王朝というのはなんとなく知っていて、実際に遺跡は古そうだし、そうなんだろうなぁ、とは思っていたの。
でも、ある時ふと「その古い遺跡って、日本で言うといつ頃なのかしら?」と思って年代を調べてみたら、鎌倉時代ぐらいだったのよね。
ちょっと意外だと思われない?
大陸の国なのに、それまでこの地には誰もいなかったのかしら?
ヨーロッパには、紀元前からの遺跡がたくさん残っているし、タイは、どうしてそんなに遅い時代に、最初の統一王朝だったのかしら?と、不思議に思うようになったの。

そこで、この「物語 タイの歴史」を探して読んでみたのよ。
すると、あぁなるほど!と思えたわ!
タイ民族は、移動してきて、今の地に落ち着いたのね。
そして、現在に至るまでの周辺国との関係タイの近代化に伴う西洋列強との関係など、その後に続く歴代王朝のことは勿論、「物語 タイの歴史」は、初版が2007年に出版されているだけあって、比較的最近のことまで網羅されているのよ。
(2007年以降も、‘タイの歴史’は紡がれ続けられていて、一つ一つの出来事が、歴史的にどういう意味合いを持つのか、興味深いけれどね。)

この本を読んで、タイ歴史を多少なりとも知ることができて、なんだかもう一度スコータイ遺跡アユタヤ遺跡に行ってみたい気がしてきたわ!
きっと、前とは違った感動を覚えることができると思うの。
それに、まだ行ったことがない遺跡にも興味がわいてきたわ♬
そして何より、タイという国への愛着度が増したわね。
今、タイで目にして口にしている‘タイの文化’というのも、その歴史の中で育まれてきたものだから。
それでは、皆さま、チョクディーカ。

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