皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
バンコクで‘ホテル’といって、真っ先にその名をあげられるホテルといえばマンダリンオリエンタルではないかしら。名だたる文豪にも愛され、そのホスピタリティー溢れるおもてなしで今なおセレブを虜にし続けているホテル。
そんなマンダリンオリエンタルでは、‘タイ料理教室’も実施されているのよ。しかも、ホテルのゲストでなくても参加できるので、ホム マリも体験してみたことがあるの。
今日は、その「The Oriental Thai Cooking School」のお話、その1。
チャオプラヤ川を渡って
お教室の当日、マンダリンオリエンタルホテルについたのは良いのだけれど、ホム マリは、ホテルのどこで行われるのか分からなかったの。そして、ロビーできょろきょろしていると、さすが、ホテルの方がすぐに「何かお探しですか?」と声を掛けてくださったの!
‘タイ料理教室’に行きたい旨をお伝えすると、チャオプラヤ川を渡った側にあるので、船に乗ってくださいとのこと。最後も「お教室、楽しんでくださいね。」とお見送りしてくださって、‘タイ料理教室’の始まる前から、マンダリンオリエンタルの心地良い世界に引き込まれてしまったわ。
船に乗り込むと、あとはドンブラコ、ドンブラコと対岸までの船旅!笑。
この赤茶色の水がチャオプラヤ川!よね。
専用ルームを完備!
こちらの対岸には、マンダリンオリエンタルホテルのタイ料理レストラン、サラリムナムがあるので、「レストランの横にそういったスペースがあるのかしら?」と思いながら、進むと、ちゃんと「The Oriental Thai Cooking School」の看板が出迎えてくれたわ。
いよいよお教室の中に入ると、レクチャースペースと実習スペースがきちんと完備された‘料理教室’だったわ。こういうところも決して手を抜かないところが、マンダリンオリエンタルの凄いところね。
しかも、教室内も木を使った内装で、ゆったりとした優しい雰囲気を醸し出しているの。
まずは、マーケットツアー
「The Oriental Thai Cooking School」さんでは、曜日によって、‘料理教室’の前にタイの市場見学もできる日があるのよ。
もちろん先生が付いてきてくださって、解説をしてくださるの。
ホム マリ達が見学させて頂いたのは、BTSサパーンタークシンからもほど近い、バーンラックマーケットだったわ。
まずは、市場に入る前にある、外国人には珍しいお店を紹介してくださったの。
こちらの機械、何かご存知かしら?
白いものが付いているわね。
実はこの機械、ココナッツを粉砕する機械だそうよ。う~ん、南国タイならではね。
ホム マリ達が訪れたとき、作業はされていなかったので、どんなココナッツがどうなるかは分からなかったけれど、この上のお写真に写っているズタ袋には、その際に出たココナッツのカスが入っているそうよ。
確かに、ココナッツの甘い香りが漂っていたわ。
ちょっと‘ギョッ’としちゃったかしら?!
こちらは、お肉はお肉でも‘マトン’専門店だそうよ!
日本では、いろんな意味で、お目にかかれないお店ではないかしらね。
鶏肉ですら丸々一羽からどうやって陳列用のトレーに、部位ごとのお肉が並べられているのか、スーパーでは分からないけれど、こういう風景を見ると、‘お肉’なんだなと改めて実感できるし、‘食材を知る’という意味では、ホム マリにとって、とてもお勉強になる一店だったわ。
そしてこちらは、市場近くに植わっていたローゼル!
ローゼルティーといって、濃いピンク色でちょっと酸味の利いたお味のお茶の元となるものよ。
こちらも先生が教えてくださったのだけれど、一般的に‘ハイビスカスティー’と呼ばれているものは、このローゼルのお茶のことだそうよ。
詳しくは、「ローゼルティーで華やかなティータイムを」をご覧くださいね。
バーンラックマーケットの中には様々なお店があって、圧倒されたわ。
熱帯っぽいお魚も並んでいたり、野菜でも馴染みのあるものもあれば、日本のものとは形状が異なるものもたくさんあって、見ているだけで楽しかったわよ!
因みにこちらのマーケット、プロの料理人の方も仕入れにいらっしゃるそうよ。
こういった本格的なタイの市場って、住んでいてもなかなか足を踏み入れる機会が無かったので、とても新鮮で充実したプチツアーだったわ!
もし、「The Oriental Thai Cooking School」を受講されるのであれば、マーケットツアーがある日を選ばれることをお薦めするわ♬
実際のお料理教室の様子は次回ね。
それでは、皆さま、チョクディーカ。
マンダリンオリエンタルホテルはどこかしら?
BTSサパーンタークシン から徒歩15分
「The Oriental Thai Cooking School」へは、ホテル内の船着場から専用の船で