タイの家庭料理のお店　Bangkok Bold Kitchen @Central Embassy

皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか？
最近のバンコク、どんどん街が拡大していっているのにつれて、今まであまり足を延ばしたことが無いエリアにもお店が増えていっているのよね。
もちろん、そういう所にもワクワクしながら新規開拓をしていくのは楽しいことだわ！
でも、やっぱり時には、慣れ親しんだエリアで、話題のお店を楽しみたいときもあるのよ。
ホム　マリが、そのように思っていた代表的なお店が、タイの家庭料理のお店であるの。
今日は、そんな「Bangkok Bold Kitchen @Central Embassy」のお話。

やっぱり駅近！

Bangkok Bold Kitchen さん、元々は、旧市街地で１日１組限定のシェフズテーブルだったお店なの。
その頃から話題のお店だったので、予約はとれないし、ホム　マリは、半ばあきらめていた感じなの。
でも、支店ができたわ！しかも、BTSの駅直結ショッピングセンターの中に！と思っていたら今度はコロナ禍。
そして今回、漸くお伺いすることができたのよ。
やっぱり、駅直結は、雨も暑さも苦にならない立地なので、嬉しい限りだわ。

タイの家庭料理を味わえるメニューの数々

Bangkok Bold Kitchen さんでは、シェフのおばあ様のお料理をもとにメニューを構成されているそうなの。
ホム　マリは、そういうタイの家庭料理を頂いてみたいと思っていたので、是非とも訪れてみたかったの。
ランチにお邪魔させて頂いたのだけれど、メニューを拝見すると、とても魅力的なお料理がずらりと並べられていて、決めるまでに時間がかかったわ。
そんな中から、チョイスさせて頂いたのがこちらよ。

先ずは、ヤムヘッド。
キノコのサラダよ。
エノキや袋タケ、ヒラタケなどのキノコが３～４種類とツボ草、レモングラス、パクチーファランなどのタイハーブが和えてあるサラダだったわ。
お味は、ココナッツミルクがベースで、マナオが効いていて、トムカーのサラダ版といった感じで、とても美味しかったわ。
頂きだしたら止まらないくらいよ。
ヤムらしく、ほんのり温かかったのも良かったわね。

メインは、カオパットガピ、ガピのチャーハンね。
ガピのことは、以前もちょこちょこお話させて頂いているけれど、オキアミを発酵させて作った、いわゆるエビ味噌よ。
こちらのチャーハン、ガピの風味が最高だったわ！
お味付は、ピリ辛だけれど、辛すぎず美味しいのよ。
ご飯の上にのっているエビは、グリルされていて、芳ばしさの中に甘みが感じられて、しかもプリプリだったわね。
こういうご飯ものにトッピングされている卵といえば、目玉焼き（タイ的には揚げ卵）が多いけれど、このお料理にはゆで卵なのが、ガピの風味を邪魔していなくて、とても考えられているのよ。
千切りのレモングラスも、ご飯と一緒に混ぜて頂くと、爽やかさを増してよかったわ。

ヤムヘッドにしてもカオパットガピにしても、何気ない一皿の中に、計算されつくされた美味しさが込められていて、Bangkok Bold Kitchen さんが登場後、人気を保ち続けていらっしゃるのがよく分かったわ。

それに、メニュー全体、ちょっと変わった、他のお店ではお目にかかれないようなお料理が多く、是非他のものも頂いてみたい！と思っているのよ。
そんなお店が、予約争奪戦を勝ち抜かなくても、ふらりと立ち寄れるショッピングセンターの中にあるというのは、日常使いができて、有難いことだわ。
本当に、「Bangkok Bold Kitchen @Central Embassy」さん、大満足のランチを楽しませて頂けたの。
それでは、皆さま、チョクディーカ。