皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
すっかり旅行などの移動が減ってしまった今日この頃。
でも、だからこそ、飛行機に乗ったときには、十分フライト満喫したいわよね。
ホム マリにとって、国内線の何よりの楽しみは、窓からの風景よ。
国際線だと、大海原が何時間も続いたり、高度が高すぎて地上の様子が分かりにくかったり、そもそも夜の闇の中だったりと、フライトタイムの割には風景を楽しむことができる時間帯って限られているのよね。
ところが、国内線だと、多くの路線で、離陸直後から着陸寸前まで様々な風景を目にすることができるわ!
今日は、中でも見どころ満載な「飛行機からの風景 ~伊丹ー福岡編~」のお話。

市街地の空港ならではの風景

以前も少しお話させて頂いたけれど、大阪国際空港(伊丹)は、市街地にあるので、離着陸時の風景最大限楽しむことができる空港のひとつなのよ。
それなら羽田も、と思われるかもしれないけれど、海に向かって離陸すると、その後の風景は、どうしても海上からの景色になりがちなのよね。
ところが、伊丹の場合、滑走路のどちら側から離陸しても街の上
やっぱり迫力が違うのよ。
その点、福岡空港も近いものがあって、「飛行機からの風景 ~伊丹ー福岡編~」は、離着陸時を両空港で楽しむことができる路線なのよね。

このときのシップはボーイング737。ナロウボディに大きなウイングレットが特徴的ね。

プッシュバックも終わり、これから滑走路へ。
お見送りを受けながら、行ってまいります~♬
う~ん、ワクワク感しかないわ!

伊丹では、多くの場合、32Lという滑走路南東側から進入して離着陸が行われるけれど、この日もそうで、離陸後は、左(海側)に曲がる感じね。
因みに東京方面等、に向かう場合は、大きく旋回するのよ。
武庫川を下に眺めながら、暫くすると、阪神間の街並みが見えてくるわ。

ちょっとぼやけてるけれど、こちらのお写真、どこかお分かりになるかしら?
は、上空からも青かった
そう、阪神甲子園球場よ。
アメフトで使われたのか、野球とは関係のない長方形の線が引かれているわね。

そして、徐々に西に航路を取り始めると…

西宮から芦屋あたりね。

神戸に入るとこのとおり、はっきりと街並みが見て取れるわ。

手前の島が六甲アイランド、左隣の島はポートアイランドよ。
六甲アイランドと六甲の山並み。ゴルフ場が見えるのも六甲山っぽいわね。

そして、ちょっとマニアックな上、お写真もブレちゃったけれど、下のお写真、どこかご存知かしら?

競技場のようなところは、神戸王子競技場で、その周辺の緑地っぽいところは、王子動物園よ。
この中に、ゾウやキリン、パンダのタンタンちゃんやコアラたちもいるのね。

そんな神戸の街もさらに進んでゆくと、寒い時期の朝らしい光景を見ることができたわ。

ホム マリの感覚では、神戸の北区から三木市あたりだと思うのだけれど、雲海が広範囲に広がっていたわ!
兵庫県では、もっと北にある竹田城雲海が有名だけれど、飛行機からの風景で、こんなきれいな雲海を眺めることができて、ホム マリは、大感激だったわ!
朝から神秘的な光景を目にして、一人で感慨に浸っていると、CAさんがお飲み物をお持ちくださったわ。
ちょっと休憩タイムね。

暫くすると、飛行機日本海側に寄っていき、風景もなんとなく瀬戸内側とは違った雰囲気を醸し出しているわ。

フライト中盤からも窓にくぎ付け

こちらの街、ご存知かしら?
津和野と並んで、山陰の小京都と呼ばれているわ。
そう、萩市ね。
こうして上空から拝見すると、決して大きな街ではないけれど、幕末から明治にかけての日本を動かした多くの要人を輩出した重要な街なのね。

その萩市から少し西に進むと、面白い形のが見えてきたわ。
長門市青海島だそうよ。
こうして、地図に出ているとおりの形を眺められるのは、やっぱり楽しくて、益々飛行機の窓にくっついてしまうわ。

そうこうしているうちに、段々と窓から見える風景の割合が多くなってきたわね。
遂に、本州端っこが見えてきたわ!
青森からずーっと繋がっている本州西の端をこうして見下ろしているだなんて、ホム マリは、またもや感激

でも、ここでは、そんなに思いに浸っている暇はないの。
飛行機旋回しはじめ、福岡空港に向け、最後のクライマックスが始まるわ!

玄界灘が見えてきたわ!

飛行機がまっすぐな態勢になったと思ったら、既に志賀島(手前)がこの位置よ。
福岡空港には、このまま北側から進入するパターンね。

もう福岡市内!
福岡タワーや福岡ドームが見えるわね。

着陸直前まで、この様な建物がひしめく市街地の光景を目にすることができるという点では、かつての香港啓徳空港を彷彿とさせるものがあると思うの。
確かに、あちらの方が、建物の高さは高く、密集度合いは濃かったかもしれないけれど、世界中の空港が郊外や海上へと移転している中、この風景は、貴重だと思うのよね。

ボーイング737のフラップ、短い!

無事、福岡空港着陸し、ターミナルにスターフライヤーが停まっていると、なんか九州に来た!という感じが一気にしたわね。

福岡空港滑走路は、比較的、侵入の方向が変わりやすいので、街の上空で大旋回!ということもあって、それはそれで楽しみなのよ。
今回は、「飛行機からの風景 ~伊丹ー福岡編~」という、一フライトの中での風景をお話させて頂いたけれど、見どころがいっぱいでしょ?!
お話していると、また飛行機に乗りたくなってきちゃったわ。
それでは、皆さま、チョクディーカ。

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