皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
海外旅行でフライトを選ぶとき、皆さまは何を基準で選ばれるかしら?
ホム マリは、なるべく行先の国の航空会社に乗ってみることにしているわ。
だって、出発の時は‘飛行機に乗った時から’、そして帰国の時は‘飛行機を降りるまで’その国の雰囲気に浸ったままでいられるでしょ。
そんな訳で、タイ・バンコクに行くとき、ホム マリはもっぱらタイ国際航空を利用しているの。
今日は、ある日ホム マリが乗った、タイ国際航空(TG)のTG623というフライトの「機内食」のお話。
ロイヤルオーキッドサービス
タイ国際航空(TG)では、旅客が空港や機内で受けるサービスを‘ロイヤルオーキッドサービス’と総称して、そのクオリティを高めるよう常に磨きをかけられているわ。
一旅客としても、‘ロイヤルオーキッドサービス’って伺うだけで‘姫気分’になれるし、タイ国際航空(TG)という会社、ひいてはタイという国のエレガントさも感じられるわね。
そんなタイ国際航空(TG)さん、大阪、関西国際空港からは現在毎日2便、バンコクに向け飛んでいるのよ。
ホム マリは、そのうち、午前の便、TG623を利用させて頂くことが多いかしらね。
この時は、エアバス380という総二階建ての飛行機だったわ。
使われる機材は、夏と冬のスケジュールなどでしょっちゅう変わるので、何がやってくるかはお楽しみね!
タイ国際航空(TG)さん、関空で外国の航空会社としては貴重な、オリジナルのラウンジを用意されていて、ホム マリも利用させて頂いたわ。
ドリンクや軽食を頂きながら、ゆっくり出発までのひと時を過ごせるわね。
あと、女子的にうれしいのは、お手洗いもゆったりエレガントなのよ!
特に関空の他のお手洗いって、ちょっと殺風景というか、事務的な印象だけれどね。
お待ちかねの機内食♬
先ず飛行機に乗り込むと、ウェルカムドリンク。
カッコよくシャンパーニュを頂きたいところだけれど、離陸前に真っ赤になってしまうのが目に見えているので、おとなしくウーロン茶よ。
各座席には、アメニティポーチやスリッパが用意されていて、フライトに向けてリラックスモードの準備に役立つわ。
因みに、タイ国際航空(TG)さんのロイヤルシルククラスのアメニティーポーチは、往復便で違うものになっているし、新しいものが次々に出てくるので、これもお楽しみね。
この時は、お馴染みのNaRaYaだったわ!
上空に上がり、ベルト着用サインが消えてほどなくすると、ドリンクのサービスが始まるわ。
ホム マリはこの時、ブルゴーニュの赤ワインを頂いたわ。
これが結構美味しくて、渋みがちょうどよい感じだったの。
そして、隠れた主役が、このミックスナッツ!
ドライフルーツとナッツのバランスが最高で、いくらでも頂けてしまう‘危険な’おつまみよ。ホント、お替りしたいくらい!
いよいよ前菜がやってきたわ。
ホム マリは、洋食を頂くことにしたの。
タイ国際航空(TG)さんのロイヤルシルククラスでは、和食・洋食・タイ料理の中から選べて、ホム マリは、いつも洋食かタイ料理で悩むのだけれど、この日は洋食の気分だったのよ。
ご覧のとおり、ワインに合う内容で、満足ね。
ガーリックトーストも、温かくて美味しいのよ!
そして、メインのご登場!
この日は、フィレステーキ♬
最近、やたらと手が込んだお料理を出す航空会社もあるけれど、こういう‘ザ・機内食’という感じでありながら、満足感の高いお料理が一番だと思うの。
お肉は、しっかりうま味が閉じ込められていて、ソースもそのうま味を引き立たせていたわ!
付け合わせのお野菜も、ジャガイモはホクホクだったし、人参は甘くてちょうどよいアクセントになっていたわね。
お次は、フルーツとチーズプレート。
タイ国際航空(TG)さんでは、甘いデザートの前に、こうしてチーズを楽しめるのもホム マリが好きなところね。
しかも、大好きなブルーチーズ!!
ホム マリが長年観察していると、日本人って、特に飛行機の中では、メインのお食事が済むと、そそくさとお食事お片付けモードに入る方が多いように思うのだけれど、「機内食」が重要な楽しみの一つであるフライトにおいては、もう少しデザート類も時間をかけて楽しまれては?!と思うの。
街中でフレンチを頂きに行っても、チーズを出してくださるお店って、そう多くはないのに、こうしたサービスの構成にもタイ国際航空(TG)さんのエレガントさが表れているわね。
そして最後は、デザートとプティフール。
ココナッツのアイスクリームとコーヒーで、お食事の締めくくり!
タイ国際航空(TG)さんのロイヤルシルククラスでは、タイにちなんだデザートを頂けるのよ。
う~ん、おなかもいっぱいになったし、ちょっと休憩。
機内のアフタヌーンティー
順調に飛行を続けるエアバス380。
大型機だけあって、安定感や空間の広さを感じられる機内よ。
そうして、バンコクまであと2時間弱となったころ、CAさんが「ティータイムはいかがですか?」と聞きに来てくださったのよ。
そういえば、周囲の男性のお客様は、先ほどからヌードルを召し上がっている方がちらほら。
ホム マリも、つられるようにお腹が空いてきて、その‘ティータイム’とやらをお願いしたわ。
待つことしばし。
運ばれてきたのが、こちらの‘アフタヌーンティーセット’!
ホム マリは、何か焼き菓子みたいなのと紅茶くらいかしらと思っていたので、その立派さに驚いたわ!
しかも、ハムとチーズのサンドウィッチは、温められていて、チーズがほんのりとろけてるのよ♬
もう一つのサンドウィッチは、チキンのカレー風味。
それに、嬉しかったのが、スコーンがあったことね。
さすがにクロテッドクリームではなかったけれど、イチゴジャムもちゃんと添えられていて、機内でいただくアフタヌーンティーとしては、大満足だったわ!!
‘ティータイム’をすすめてくださったCAさん、有難う♬
再びお腹も心も満たされて、もうすぐ目的地のバンコクね。
飛行機の中で、すっかりタイモードに切り替わったホム マリ。
最近はLCCも増えて、たかが「機内食」と思われがちだけれど、されど「機内食」よ。
フライトという移動の時間を「機内食」をとおして、豊かな時間に変えられるとは思われない?
次回の「機内食」は、何を頂けるのかしら、楽しみだわ!
それでは、皆さま、チョクディーカ。