皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
先日お話しさせて頂いたとおり、ピンクのガネーシャ様にお目にかかるため、バンコクからチャチュンサオまで遠征に来たホム マリ。
折角なので、チャチュンサオをもう少し散策!と思ってチョイスしたのがタイ人にも人気観光スポットの‘百年市場’。
タイ語で、「タラ―トバーンマイロイピー」のお話。
ワットサマーンラッタナーラームからの移動
無事、お使いのネズミにお願い事を聞いていただき、ピンクのガネーシャ様詣をすませたら、地理的に見ても効率よさそうだし、以前から気になっていたので、「タラ―トバーンマイロイピー」に行くことに!
そこで、ワットサマーンラッタナーラーム周辺で、バスターミナル行き以外のソンテウやトゥクトゥクがないか探してみたの。
でも、お寺にやってくるのは、タイ人のマイカーばかりで、それらしきものが見当たらない。そこで、駐車場の警備をしているお兄さんに、「タラ―トバーンマイロイピーに行きたいんだけれど、ソンテウはないですか?」と聞いてみたら、「ちょっと待って、聞いてみるから。」とのこと。しばらくして、ニコニコしながら戻ってきたから、良い情報でもあるのかと思って話を聞くと、「300バーツで行くよ。」とのこと。(しかも、バイタク!)
冗談じゃないわ!全く失礼しちゃう!!
300バーツって、確かに日本円では1000円ほどかもしれないけれど、普通のタクシーで、バンコク都心からスワンナプーム空港まで行けるお値段だし、バスターミナルからここまでは、30バーツだったのよ。タラ―トバーンマイロイピーは、その間にある感じっぽいし、‘コン イープン(日本人)を鴨にしないで!’と内心思いながら、丁重にお断りしたわ。ホント、暑い中待っていた時間を返してちょうだい!
久しぶりに‘タイの観光客’を味わったわ!!笑。
というわけで、気を取り直して、素直にバスターミナルに向かうことに。
バスターミナルからの方が確実そうだものね。
時が止まったような‘百年市場’
さて、チャチュンサオのバスターミナルに戻ってきたら、次は、「タラ―トバーンマイロイピー」行きのソンテウを見つけないとね。
でも、ソンテウがたくさん並んでいて、どれか分からなっかったので、またまたソンテウ乗り場にいらしたタイ人のおば様にお尋ねしたの。
するとそのおば様、「タラ―トバーンマイロイピー行きはここからじゃないわ。あちらから出ている黄色の線が入ったソンテウよ。」と、バスターミナルから道を隔てた方をさされたの。
指された方を見てみると、何台かモーターサイは止まっていたけれど、ソンテウは見当たらず、ホム マリがきょとんとしていると、なんと乗り場まで案内してくださったの!!
今度は、タイ人のハートフルな一面を目の当たりにして、とても嬉しかったわ!
漸く「タラ―トバーンマイロイピー」に向けて出発!
ホム マリ以外のお客様は、タイ人の若いお友達集団(20代前半かしらね)だったわ。
みんな「タラ―トバーンマイロイピー」が目的地っぽくて、若い方々にも人気の場所なのね、と納得。
今回のソンテウの旅は、比較的町中を15分ほどだったかしらね。
料金は、8バーツ。(300バーツ、ふざけるな!よ。笑。)
一歩市場の中に足を踏み入れると、なんだか懐かしいノスタルジックな世界に引き込まれていったわ。
映画の撮影などにも使われるのは、分かるわ!!
ホム マリがお伺いしたのは、週末だったので、お店も多くあいていて、とても賑わった雰囲気だったわね。(平日は、閉まっているお店が多いそうよ。)
お店の種類としては、食品系が8割、その他雑貨や、日本の古い市場にありそうなおもちゃ屋さんなんかもあって、見ているだけで楽しいわよ。
こちらの「タラ―トバーンマイロイピー」は、川沿いに建てられているので、水辺の風景も趣があるのよ。
現在では、観光地となっているけれど、百年前は、子供が裸足で走ってきて、川に飛び込んで遊んでいたのでは?とそんな光景が目に浮かぶ、タイの風情満点なスポットだったわね。
タイの観光地といえば、ピンクのガネーシャ様もそうだけれど、カラフルでキンピカなところが多い中、ここは、違ったタイの一面を感じられる、素敵なスポットといえるのではないかしら。
ただ、暑い!!!
屋根のある市場の通路は、比較的暑さをしのげていたけれど、冷房があるわけではなさそうだったので、暑季は特に暑さ対策が必要よ。
そういうホム マリも、暑さにやられ気味で、このころになるとバンコクの涼しいショッピングセンターが恋しくなってきていたわ。笑。
帰りは、市場の入り口のところからバスターミナル行きのソンテウが出るので、待っているとやってくるわよ。
バンコクへの帰路
チャチュンサオバスターミナルのチケット売り場は、エカマイよりも新しい感じで綺麗だったわね。
インフォメーションカウンターもあるしね。
チャチュンサオまでの行きのバス旅のことは、ピンクのガネーシャ様のところでお話ししたのだけれど、ロットゥーと呼ばれるワゴン車だったの。
だから、チケットカウンターで言われた番号のバス乗り場で、それらしきワゴン車を待っていたのだけれど、なかなか来ず、代わりにド派手で巨大なバスが停まったままだったの。
そして、そろそろ出発時間だわ、というころに運転手さんが登場して、そのド派手なバスに乗り込まれたのよ。
ひょっとしてこのバス?と思ったのは、ホム マリだけではなく、同じように待っていらしたタイ人もそうだったようで、一人の方が運転手さんに尋ねていらしたわ。
すると、この便では、そのド派手バスがエカマイ行きとのこと。
バスの中もご覧のとおり、目が覚めるようなカラフルさだったけれど、座席の幅も広めで、これがなかなか快適だったのよ。
帰りは、バスが動き出すかどうかというころから、意識がなかったホム マリ。
気が付けば、バンナーの停留所だったわ。笑。
そこからは、スクンビットを行くわけだけれど、どうやら降りたいところで降ろしてもらえるシステムらしく、エカマイのバスターミナルに着く前に、スクンビット沿いでは何人ものタイ人が降りて行かれたわ。
そんなタイ人を観察していたら、車内では静かにされているし、降りるときもゴミは持って降りていらっしゃるようだったわね。
そして多くの方が、運転手さんに「コップン クラップ(カ)」とおっしゃっていたし。
旅の最後に、ほっこりとした気分になって、今回バス旅にチャレンジしてみて良かったわ!と思えたの。
タイ旅行が初めての方や、少しでも不安のある方は、日系のツアーもあるので、そちらをお薦めするけれど(ホム マリもほとんどの観光では利用させて頂くのよ。)、タイの公共交通機関を利用させて頂いて、タイやタイ人のことがまた少し見えた気がしたわ。
ピンクのガネーシャ様、「タラ―トバーンマイロイピー」 コップンカ!
タラ―トバーンマイロイピーはどこかしら?
チャチュンサオバスターミナル前から出ているソンテウで約15分