皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
フライト中の楽しみに、空からの風景があるわね。
この‘空からの風景’、外国でも美しいところはあるけれど、地理で習ったり、日常は地上から眺めていて馴染みのある日本の風景が、とても面白く、感動もひとしおなのよ。
そこで今日は、ホム マリが感動した、「飛行機からの風景」~日本の絶景編~のお話。
やっぱり日本一、富士山
「飛行機からの風景」と言って、絶対に外せないのは、やはり‘富士山’ね。
ひとつの山で、あれだけの風格と威厳を醸し出しているところは他になく、その様子は、「飛行機からの風景」としてもダントツの貫禄があるわね。
確かに新幹線からもその雄姿を拝むことはできるけれど、新幹線だとあっという間に通り過ぎてしまうし、お天気が少しでも悪いと、山頂は雲に隠れてしまうのよね。
その点、「飛行機からの風景」だと、特に西日本各地と羽田を結ぶフライトでは、意外と長時間、いろんな角度から富士山を見ることができるし、多少雲がかかっていても、上のお写真のように、雲からお顔をのぞかせた富士山を拝むことができるのよ。
それに、路線や飛行ルートによっては、富士山の火口を見渡せる(見下ろせる)ときもあるので、そんなとき、ホム マリは、心の中で‘オーッ’と思いながら、飛行機の窓にくっついて眺めているわ!
日本の‘地形’を楽しめる「飛行機からの風景」
「飛行機からの風景」は、先ほどの富士山や東北の方では鳥海山のような、単体で目立つものを楽しめることは言うに及ばずだけれど、空の上からだからこそ!と言うような風景も楽しめるのよ。
例えばこちら、甲斐駒ヶ岳などの山々が連なる赤石山脈。
こうして山脈全体を見渡せるなんて、これは「飛行機からの風景」の醍醐味ね。
特に冬場の雪が積もった山々はとても美しくて、登山には興味のないホム マリですら、機内誌の地図を片手に、日本の山の姿に、惚れ惚れしながら楽しんでいるのよ。
それに、「飛行機からの風景」だと、地図では実感しにくい‘山脈’と‘山地’の違いが一目瞭然なのも、お勉強になるわよ。
では次のこちら。皆さま、どこの上空かお分かりかしら?
手前の陸地と真中の島(左の方に風車が見えるところね)が、橋でつながっていて、ちょっと霞んでいるけれど島の奥にも陸地が見えているわね。
最大のヒントとしては、中央の橋の下の海面が、他の場所より少し波がありそうな感じでしょ?!
そう、この‘波がありそうな感じ’は渦潮で、その上の橋は大鳴門橋、手前の陸地は四国の徳島で、真中の島は、淡路島よ。
関西国際空港着陸前の「飛行機からの風景」だけれど、こうしてみると、淡路島がまさに本州と四国の橋渡しをしているように見えるわね。
‘絶景’は、何も自然の風景だけではないのよ。
こちらは、東京国際(羽田)空港に着陸前の「飛行機からの風景」だけれど、こういう工場群を経て空港に向かうところが羽田らしいと思われない?
しかも、飛行機の高度がかなり下がっているので、工場の迫力を間近に感じられるのよ。
‘工場萌え’という言葉があるそうだけれど、こういうパワーのある風景を上空から眺められるのは、これまた「飛行機からの風景」の特権ね。ほら、巨大なタンカーも手に取るようでしょ。
工場群って、見ているだけで活力が湧いてくるのと同時に、‘日本が動いている’と実感するのはホム マリだけかしら。そして、その工場群の先、お写真では、飛行機の翼のすぐ下に、富士山のお姿。これぞ日本の「飛行機からの風景」だわ!
皆さまも是非、「飛行機からの風景」で‘絶景’を楽しまれてはいかがかしら?
それでは、皆さま、チョクディーカ。
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