皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか？
すっかりドメスティックな生活になって、それはそれで満喫しているけれど、やっぱり海外旅行の何事にも代えられない楽しみというものがあるわよね。
ホム マリにとっては、国際線の飛行機に乗って、機内食を頂くことよ！笑。
機内食なんて…と仰る方もいらっしゃるとは思うけれど、あの独特の空間でお食事を頂くという‘行事’は、ホム マリにとってはデスティネーションと同じくらい大事な旅のひと時なの。
そこで今日は、久しぶりにタイ国際航空の機内食、「TG623の機内食～エコノミークラス編～」のお話。(コロナ禍後、サービスは変更されているので、こちらもご覧になってくださいね！）
KIX発のイニシャルフライト、TG623
今からお話するTG623というフライトは、タイ国際航空の関空―バンコク便なのだけれど、大阪を午前中、とは言ってもお昼前ごろに出発で、朝もそこまで早くなくてちょうど良い時間帯なのよ。
そして、バンコクには午後3時から4時ごろに到着という、生活リズムを崩すことなく旅ができる、ホム マリが大好きなフライトなの。
タイ国際航空がこのフライトに使う飛行機は、スケジュールによって様々ね。
かつてはB747のときもあったし、B777は比較的良く使われている機材ね。
そして、今回中心にお話するコロナ直前のフライトでは、総2階建機A380が使われていたわ。
これぞ機内食！
上空に行って、しばらくすると機内サービスが始まるわよね。
TG623では、エコノミークラスでも食前のドリンクサービスから始まるのよ。
このおつまみをポリポリ頂きながらドリンクを楽しむひと時って、飛行機ならではだと思われない？
ホム マリは、この時間が‘飛行機で旅してる！’と実感できて好きだわ。
そして暫くすると、お待ちかねのお食事がやってくるの。
タイ国際航空の何よりの目玉は、エコノミークラスでもタイ料理が頂ける！ということで、ホム マリもいつも滅茶苦茶楽しみにしているわ。
でもなんとこの日、座った場所が悪かったのか、ホム マリのところにいらしたCAさんが悲しいお知らせを…「Japanese meal only」と…。
それしかないのなら頂かざるを得ないわよね…ということで、ホム マリとしてはとても珍しい、機内食で和食を頂くことになったわ。（せめて洋食ならなぁ…苦笑）
こちらが、その和食の鶏肉の卵とじよ。
最近は、フルサービスキャリアのお食事でも経費削減が進んでいて、エコノミークラスのお食事から‘蕎麦’が消えつつある昨今だけれど、タイ国際航空の機内食では、この様に堂々と鎮座ましていらっしゃるわ。
しかも、‘映える’ピンクのお蕎麦！
それに、デザートも既製品のチョコレートやクッキーのところもある中、従来通りのエコノミ―クラスらしいケーキよ。
なんてことはないケーキかもしれないけれど、ホム マリは、機内食の最後に紅茶と一緒に味わうのが、これまた密かな楽しみなの。
う～ん、でもやっぱり、タイ国際航空のタイ料理もご紹介したいので、以前のTG623でのお写真を。
こうしてみると、トレーや食器も変わっていて、歴史を感じるわ。しみじみ。
お食事が終わると、しばらくは思い思いの時間ね。
ホム マリは、映画を見たり、眠りに落ちたり。
到着前のお楽しみ
フライトも終盤、残り1時間ほどになると、エコノミークラスではおやつの時間よ。
その昔、といっても15年くらい前までは、タイ国際航空では、和菓子と日本茶のサービスだったのよ。
日本発便らしい試みで、日系ではない航空会社がエコノミークラスで和菓子と日本茶というなんとも情緒のあるサービスをしていたの。
しかも、同じ和菓子でも、関空発の和菓子が一番美味しかったわ！笑。
関空便の和菓子は、練りきりの生菓子で、3種類あったのだけれど、もちろん季節ごとにモチーフが変わるという、趣があるものだったのよ。
他の出発地では、年中酒饅頭のようなところもあったからね。
と昔話はこのへんで、今はというと、アイスクリームよ。
和菓子が苦手な方はいらしても、アイスクリームがお嫌いな方はそう多くはないでしょうから、全体的なことを考えたら、こうなったのかしらね。
このアイスクリームも、少し前までは、タイっぽい、マンゴスチンシャーベットだったのよ。
そうこうしているうちに、もうすぐバンコク！
窓の外の景色も熱帯っぽい森林や、田んぼが多くなってきたわ。
到着したら何を頂きに行こうかしら？！
こうして、到着後すぐに動けるのもTG623の良いところね。
「TG623の機内食～エコノミークラス編～」を自分で書きながら、ホム マリ、すっかり飛行機の旅に出たくなってしまったわ。
早く大空でお食事ができる日が戻りますように！
それでは、皆さま、チョクディーカ。
