皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
ホム マリは、バンコクを訪れると時々、朝からお散歩に出かけるの。
在住時代には考えられなかった行動だけれど(笑)、これが結構楽しいのよ。
バンコクといえば、ナイトマーケットや、歓楽街など、夜のイメージの方が強いかもしれないけれど、そんな賑やかな夜を終え、どよんとした空気が漂う中で、人々が動き出し、南国の太陽が「朝だよ~!」と輝き始める感じが、なんともバンコクらしいと思うの。
そんなお散歩の楽しみの一つに、朝ごはんがあるわ。
今回は、タイの朝ごはんの定番メニュー、お粥専門店の正に‘プリンス’「ジョークプリンス」のお話。
レトロ感が残る街の老舗のお粥店
「ジョークプリンス」さんは、BTSサパーンタークシンからもほど近い、ジャルンクルン通り沿いにあるのよ。
ジャルンクルン通りといえば、タイが近代化を進めているラマ4世の時代、バンコクで最初に敷設された車道として有名ね。(名残でNew Roadと呼ばれることもあるわ。)
現在では、新しいビルがニョキニョキ生えるように建つバンコクだけれど、「ジョークプリンス」さんのある周辺は、当時の面影を残すレトロな建物も残っていて、そういった風情を楽しみながら朝散歩ができる一角なのよ。
そんなジャルンクルン通りを歩いていると、‘道先案内犬’が現れたわ。
何気なくついていくと、あら、「ジョークプリンス」さん!笑。
朝からミシュラン(ビブグルマン)グルメ
ところで、ジョークというのがタイ語でお粥なのだけれど、このジョークは、お米の形がなくなるほど、トロトロになったお粥のことよ。
日本のお雑炊のように、お米の形が残っているものは、カオトムと呼ばれているの。
だから、「ジョークプリンス」さんのお粥は、トロトロタイプよ。
ホム マリは、朝早かったこともあり、シンプル~に、ポークのお団子ジョークを頂いたわ。
さて、ジョークのお味はというと、トロトロ具合が絶妙で、ほんのり芳ばしさを感じるの。
お出汁も、コクがあって、それでいて重すぎない感じ。
ポーク団子は、プリップリで、お肉感が感じられる、食べ応えのあるお団子よ。
そのお団子が3個入っていたわ。
テーブルには、黄唐辛子が漬かったお酢、チリ、ナンプラー、胡椒が備え付けられてあるので、お好みに合わせて加減されると良いわね。
ホム マリは、この後、お酢とナンプラーを投入。
お酢を入れることで、一段とまろやかさが増し、そこにナンプラーがお味を引き締める感じで、お薦めよ。
こちらの「ジョークプリンス」さん、タイのミシュランガイドのビブグルマンでは、毎年掲載されている、お味は正に折り紙付きのお店よ。
それでお越しになる客様も増えたのかしら?お店がちょっと綺麗になったような??
ビブグルマンとはいえ、日本円で200円前後から、しかも朝から(6時オープンよ)楽しめるお店って、タイだからこそ!だと思われない?
ホム マリは、完全に朝利用派だけれど、「ジョークプリンス」さんは、夜の部は遅くまで開いているので、お酒のあとに召し上がる方も多いそうよ。
朝からお腹もタイを満喫したところで、お散歩の続きに戻ろうかしら。
それでは、皆さまも素敵な一日を!
ジョークプリンスはどこかしら?
BTSサパーンタークシン 徒歩5分