皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
突然だけれど、皆さま、‘マムアンちゃん’ってご存知?
日本でも時々見かける、可愛らしい女の子のキャラクターよ。
ホム マリは、ANAの機内誌‘翼の王国’で以前見かけて、あらこんなところにも!と機内でときめいたことがあるわ。
実はこの‘マムアンちゃん’、タイ人の漫画家、ウィスット ポンニミット氏によるもので、日本でも連載や出版されているの。
今日は、そんな‘マムアンちゃん’の一冊「ほぐほぐマムアンちゃん(ウィスット ポンニミット作、岩崎書店)」のお話。
大人のための絵本
可愛らしい女の子のキャラクターとお聞きになって、お子様向けかしら?と思われる方もいらっしゃると思うけれど、この「ほぐほぐマムアンちゃん(ウィスット ポンニミット作、岩崎書店)」は、小学生くらい以上、全ての方が対象ではないかしら。
マムアン(タイ語でマンゴ)という名前の印象や、ふんわりした彼女の髪型、ぱっちりしたお目目など、マムアンちゃんの見た目の愛らしさでほっこりするのはもちろんのこと、そのキャラクターから想像するもの以上の、的確なアドバイスが満載なのよ。
というのも、マムアンちゃんを通じて、作者のウィスット ポンニミット氏(通称タム君)による実体験も含めた‘人生相談’のような内容なので、とても説得力があるの。
それにタム君は、日本で日本語などを学ばれたことがあるそうで、本の中でも自筆で書かれているところがあって、メッセージが更に親近感を持つものになっているわ。
中でもホム マリが印象深かったのは、‘そのプレッシャーの中にいるのは、だれのせいでもなく自分が選んでいるだけかもしれない。‘という一文ね。
この本を読んだとき、ホム マリは、特段お悩みはなかったけれど、それでもスッと心が解きほぐされた気がしたわ。
「ほぐほぐマムアンちゃん(ウィスット ポンニミット作、岩崎書店)」は、本の形状からしても‘絵本’だけれど、イラストを楽しめるだけでなく、心に響く言葉の数々が読みごたえとなって、読み終えると、分厚い単行本であったような感覚よ。
因みに、マムアンちゃんが毎日を占ってくれるサイトも見つけたの。
それは、FUDGEという雑誌の電子版の中にあるのよ。
マムアンちゃんに、絵本でしっかりと助言を頂きながら、毎日の運勢も占ってもらえる!
マムアンちゃんは、ホント、癒しのスペシャリストね。
それでは、皆さま、チョクディーカ。