皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
近年のタイのカフェやケーキをはじめとするスイーツの進化ぶりは、目を見張るものがあるわ。
そんなタイ、バンコクのカフェ文化をお話するとき、外せないカフェが何店かあるけれど、今日は、そんな中のひとつ「Cofee Beans by Dao」のお話。
タイのケーキに嬉しい革命を起こしたお店
今では、世界レベルの美味しいケーキを日常的に頂けるバンコクだけれど、ほんの15年ほど前までは、‘普通のケーキ’を探すのに一苦労だったのよ。
それまでのタイのケーキといえば、バタークリームが主流で、しかも着色料テンコ盛り!な色をしていたわ。
かろうじてバタークリームでないケーキは、キャロットケーキやチョコレートのブラックフォレストぐらいで、どうしても美味しいケーキを食べたいときは、ホテルにお茶しに行ってたものよ。
そんな中、正にすい星のごとく現れたのが「Cofee Beans by Dao」さんだったわ。(Daoとは、タイ語で星という意味で、オーナーさんのニックネームよ。)
ホム マリの記憶では、もともとルアムルディで始められたお店が、あれよあれよという間に大きなショッピングセンターにも出店されていったわね。
その後、「Cofee Beans by Dao」さんに続いて、瞬く間にいろんなカフェができていって、現在に至るという感じね。
「Cofee Beans by Dao」さんができた当時、お店のショーケースに並ぶ生クリームのケーキやムースのお姿に、ホム マリは感動したのを覚えているわ。
しかも、どのケーキもこだわりが感じられる美味しさで、ケーキによってはラズベリーソースをかけて頂くようになっていたり、クランブルケーキには温かいカスタードソースをお好みでかけられるように添えられていたりと、日本のケーキ屋さんにも勝るような演出が当初から見られたのよ。
だから本当に、「Cofee Beans by Dao」さんの登場によって、‘バンコクのケーキが変わった’といっても過言ではないわね。
しかも、「Cofee Beans by Dao」さんは、初期のころからタイ独自の素材とケーキの融合を試みられていて、タイティーやマンゴをスイーツに取り入れた第一人者ではないかしらね。
タイティーに関しては、日本の抹茶がケーキになっているのをヒントに考えられたそうよ。
今ではバンコクのどこに行っても見かけるタイティーだけれど、それまでは特に外国人にとっては、‘ただ甘いだけのミルクティー’だったもの。
そう考えると、「Cofee Beans by Dao」さんの功績は偉大だと、ホム マリは思うのよ。
「Cofee Beans by Dao」さんのもう一つ良いところは、お店がきっちりとした喫茶店風というところかしら。
老若男女問わず、安心してくつろげる空間で美味しいケーキを楽しめるのは、貴重なお店だと言えるわ。
今では、ケーキに関して、‘間違いのないお店’となっている「Cofee Beans by Dao」さん。これからも、美味しいケーキを提供し続けていっていただきたいわ!
それでは、皆さま、チョクディーカ。
Cofee Beans by Daoはどこかしら?
BTSチットロム 駅直結 セントラルワールド内(ほかにもバンコクに数店舗)