皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
先日ホム マリは、名古屋を訪れる機会があったのだけれど、名古屋では、どうしても一度お伺いしてみたかったタイ料理屋さんがあったの。
お一人様ディナータイムという、タイ料理を満喫するにはちょっぴりハンディがある旅程ではあったけれど、無事、念願成就を果たすことができたわ!
今日は、そんなホム マリが長年気になっていた「名古屋のタイ料理レストラン、Siam Garden」のお話。

タイ国旗掲げる洋館タイ料理レストラン

先ほど、‘長年気になっていた’ってお話したけれど、実は、ホム マリがこちらのSiam Gardenさんの存在を知ったのは、かれこれ15年ぐらい前なのよ。
バンコクに住んでいた前職時代、深夜便で朝名古屋に到着し、空港から名古屋駅付近のホテルまでのバスの中、その大半は‘爆睡タイム’だったわ。
そして、いつも高速道路を降りるくらいにふと目が覚めて、窓の外を見ると石造りの洋館タイの国旗が掲げられているのを目にしていたの。
でも当時は、‘洋館でタイ料理屋さんなのね。’とは思いながらも、ホム マリにとっては、タイ料理タイで頂くものだったし、帰国後は関西が本拠地のホム マリ、名古屋を訪れることも長らくなかったのよ。

ところが今回、急遽名古屋近隣に用事ができた帰りに、その気になっていたタイ料理屋さんにお伺いできるチャンスが訪れたのよ!
そこで調べてみると、Siam Gardenという名前のレストランで、印象的なこの建物は、かつてタイ領事館も置かれたことがあるそうなの。
しかも今は、国の登録有形文化財に指定されているそうで、そんな洋館でお食事を頂けるだけでも素敵だわ!

建物の裏(川の方から)も素敵な佇まいを醸し出しているわ。

お料理も本格的!なタイ料理

調べれば調べるほどSiam Gardenさんにお伺いしたくなったホム マリ。
無事用事も済ませて、ウキウキした気分で到着よ。

日も沈み、明かりが灯された姿も美しい建物ね。
中に入ってみると、洋館らしいが、今でもモダンな感覚を体感させてくれるわ。

お席について、いざメニューを拝見すると、本当に困ったわ。
頂いてみたいお料理がたくさんあって、何人かできていたらなぁと…
そんな状況下、ホム マリがチョイスしたのがこちらよ。

一見、タイ料理っぽくない!と思われるかしら。(笑)

こちらの揚げ物は、プラ・タッド・ロムというお料理よ。
エビと豚ひき肉を湯葉で巻いて揚げたものね。
タイでは、湯葉を使った揚げ物が割とポピュラーなのだけれど、日本ではあまりお目にかからないから、ホム マリは頂いてみたい!と思ったのよ。
お味は、優しいお味付で、スイートチリソースとの相性がピッタリね。
そして、食感がふわふわな中に、時折クワイシャキシャキがアクセントになって、よい感じなの。
湯葉は、揚げてあるのにしっとりとした柔らかさが感じられたわ。
タイでこの手のお料理を頂くと、往々にして固いことがあるけれど、そんな固さとは無縁のお上品な仕上がりになっているお料理だったわ。

ホム マリが今回メインに頂いたのが、こちらプラ―ムンク・パット・プリック・タイ・オーンというお料理。
イカのグリーンペッパー炒めよ。
なぜホム マリがこちらのお料理を頂いたかというと、グリーンペッパーが使われているからなの。
タイでは、生胡椒、まだ実の青いペッパーコーンをふんだんに使ったお料理が数多くあるのだけれど、日本では手に入りにくく、ほとんどグリーンペッパーを使ったお料理に遭遇したことが無かったのよ。
ところが、Siam Gardenさんでは、これ以外にも何点かグリーンペッパーを使われたお料理を出していらして、これは頂かないと!とお願いしてみたというわけなの。

タイではで入っているグリーンペッパー日本ではこうなるのね、と思いながらも、頂いてみると間違いなくグリーンペッパー
それに、お料理の下に結構多くの粒が沈み込んでいたので、久しぶりのグリーンペッパーを堪能させて頂いたわ♪
本当に、あと何品も頂きてみたかったのが悔やまれるけれど、全体的にお料理が洗練された印象を受けたわね。
そのあたりは、さすがSiam Gardenさん!といった感じなのよ。
というのも、こちらのシェフは、バンコクシェラトングランデタイ料理レストランバジルで腕を振るわれていた方だそうなの。
バジルは、単に観光客向けのタイ料理レストランではなく、在住者にも人気タイ料理レストランなのよ。
しかも、Siam Gardenさんの運営は、タイ食材でもホム マリもお世話になっているヤマモリさんがされているそうで、正に鬼に金棒タイ料理屋さんね。

久しぶりの名古屋、ホム マリの心は一瞬、ひつまぶしに偏りかけたけれど、初志貫徹、 「名古屋のタイ料理レストラン、Siam Garden」 にして本当に良かったわ。
因みに、タイ風アフタヌーンティーもされているそうで、そちらも気になるところなのよ。
それでは、皆さま、チョクディーカ。

Siam Gardenはどこかしら?

地下鉄東山線 伏見駅 徒歩7分

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