皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
飛行機の楽しみと言えば、機窓から眺める風景もその一つではないかしら。
高度1万メートル前後で飛行している真っ最中は、雲の上だったり、島があるなくらいしか分からないことも多いけれど、高度を下ろし始めてからの着陸前は、地上の景色を最も楽しめるひと時なのよ。
ちなみに、離陸直後は、高度を上げるために機首が上を向いている時間が長いので、窓から下の景色は見えにくいの。

そんな着陸前の景色、空港ごとにそれぞれ楽しみがあるのだけれど、ホム マリが訪れたことがある空港(海外も含めてね)の中で5本の指に入る、「大阪国際空港着陸前」のお話。

市街地の空港だからこそ!の景色

今回、ホム マリがお話させて頂くのは、「大阪国際空港着陸前」の飛行機からの景色ではあるけれど、それは、生駒山を越えて、大阪市内を飛行するルートの場合のお話よ。
東京方面からのフライトが当てはまるわね。
ただし、使用する滑走路の方向が違う場合には、必ずしも同じ景色ではないので、ご了承くださいね。

そう、今もお話したように、「大阪国際空港着陸前」の見どころは、生駒山を超えてから始まるのよ。
生駒山は、山頂にたくさんの電波塔のようなものが建っているので、よく見ていると、他の山と見分けがつくわ。
このころには、着陸前のベルト着用サインが点灯しているはずよ。なので、お席からご覧になってね。
この生駒山を越えると、その先には大阪平野の遠景が広がるの。
今まで山がちだった風景が、一気に広い都会の景色に変わるので、これもなかなか圧巻なのよ。

ただ、ここで、重要なポイントがあるわ!
飛行機の座席が、窓側座席であることはもちろんだけれど、‘左側の’窓側であることよ!

大阪平野に入ってまず目に留まるのは、やっぱり‘日本一’よ。
そう、日本一の高さを誇るビル、あべのハルカス
そして、見落としてはもったいないのが、そのすぐ横にある通天閣
そして飛行機大阪平野の北の方にすすむにつれて、大阪のシンボル大阪城一帯が見えてくるわ。

中央奥に一棟飛び出しているビルが、あべのハルカスよ。
だいぶん見えにくいけれど、その少し右に実は通天閣も写っているの。苦笑。
そして、手前は、大阪城ね。ビルの合間に、大阪城ホールも写っているわ。

さて、ここからは、ボーっとしているとあっという間に過ぎてしまうので、しっかり目を凝らしてみないとだめよ。
梅田繁華街上空だもの!

まず真ん中に見えるのは、梅田の商業施設、HEP FIVE観覧車よ。
その観覧車からまっすぐ右手、写真では切れてしまっているけれど、JRの大阪駅があるわね。
ちょうど観覧車大阪駅の間ぐらいの少し上には、梅田の名物ビル、丸ビルが見えているわ。
このあたりの有名ビルをあげ始めたらきりがないけれど、こんな都会の風景を、一瞬と言えども上空から眺められるのは、「大阪国際空港着陸前」の醍醐味だと思われない?

梅田ビル群のフィナーレを飾るのは、世界的にも有名な、梅田スカイビルよ。
ビル全体がガラス張りなので、周囲のビルの姿を映してしまっていて見分けがつきにくいけれど、上のお写真中央のツイン状のビルが梅田スカイビルなのよ。
その奥に見えるUFOみたいな建物は、京セラドーム大阪。オリックスバファローズの本拠地ね。

そして飛行機は、お写真の下の方にも映っている、淀川を越えると、正面に大阪国際空港滑走路をとらえているのよ。

生駒山を越えてからこの間、そうねぇ、10分もないと思うわ。せいぜい5分強ぐらいではないかしら?
でも、その間の風景には、見どころが満載だっていうこと、分かっていただけたかしら?
まるで、遊覧飛行のようでしょ。
この目くるめく景色は、やっぱり大阪国際空港が街の中にある空港だからこそよね。
比較的新しい空港は、海の近くだったりして、ここまで‘詳細な’景色は楽しめないわ。
それともう一点いえるのは、大阪国際空港の使用する滑走路の方向が、‘東から西’という風に比較的決まっているので、この「大阪国際空港着陸前」の景色も結構な確率で見ることができるの。
これが、関空の滑走路のように、北からと南からがころころ変われば、着陸前の景色もころころ変わってしまうけれどね。

そして、もう一度申しますけれど、これは、あくまでも飛行機の‘左側の’窓側からの風景よ。
実は、ホム マリが見ている限り、大阪に東京方面から到着する飛行機の座席指定、圧倒的に左側座席から埋まっている気がするわ。
だから、予約の時期が遅いと、もう埋まってしまっていることもあるでしょうけれど、右側の窓からしか見えない‘お楽しみ’もちゃんとあるのよ!
それは、万博記念公園にそびえる、岡本太郎の大作、太陽の塔よ。
そして、こちら側からの風景は、比較的緑が多いので、到着ぎりぎりまでゆっくり本を読みたい!とかいうような場合にはよいわね。

特に、国内線だとフライトタイムも短くて、あまり‘飛行機に乗った’感が湧かないかもしれないけれど、上空から日本の景色を楽しめる絶好のチャンス、逃さないでいただきたいわ。
それでは、皆さま、チョクディーカ。

にほんブログ村 旅行ブログ 飛行機旅行・空の旅へ

にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログへ

にほんブログ村