皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
以前、ホム マリのケーキ作りに重宝している、タイの‘コンデンスミルク’のお話をさせて頂いたわね。
先日も何気なくあるお菓子を作っていたのだけれど、その時にふと、‘あら無意識に使っていたわ!’というタイの調味料があったの。
今日は、「タイ食材の意外な使い方 ~お酢編~」のお話。
クイッティアオには欠かせない卓上調味料
タイのお酢とお聞きになって、タイ料理屋さんで出てくる‘調味料セット’クルワンプルーンを思い出された方もいらっしゃるのではないかしら?
実際ホム マリも、タイのお酢で連想するのはプリック(唐辛子)が漬かった‘ナムソム’(お酢)よ。
こちらのお写真は、以前バンコクの某クイッティアオ屋さんで撮影させて頂いたクルワンプルーンね。
こちらのお店では、手前の二つがオリジナル調味料として備え付けられてあったけれど、クルワンプルーンの定番は、お写真では蓋がしてある4つ。
お砂糖、プリックポン(タイの唐辛子パウダー)、ナンプラー、そして唐辛子が入ったナムソムよ。
タイでは、(特に麺類)最終的なお料理の調味は、各個人がこれらの調味料を使ってお好みのお味に調えて、そして頂くのが一般的ね。
タイ料理では、甘味、辛味、塩味、酸味がお味の重要な要素(最近では、うま味が入っているようだけれど。)なので、クルワンプルーンは、正にタイ料理を凝縮したものと言えるのよ。
そして、お酢もその一角を堂々と担っているわ。
(ただ、調理の途中で使われる酸味の素は、圧倒的にマナオ果汁が多いけれどね。)
そんなタイのお酢、なぜお菓子作りに?と思われたのではないかしら?
ゴールデンマウンテン ビネガー 1L 賞味:24.09.01 タイ料理 食材 調味料 エスニック料理 業務用 プロ レストラン 大容量 酢 価格:398円 |
意外と控えめな、タイのお酢
上のお写真は、ホム マリがお家で愛用させて頂いているタイのお酢よ。
ご覧になってお分かりになるとおり、お水のように無色透明なの。
日本の米酢などは、やや茶色みがかった色をしているし、白ワインビネガーも薄っすら色づいているわね。
それに、タイのお酢は、香りがそこまできつくないのよ。
お酢の香りは、加熱すると飛んでしまうことが多いので、お菓子作りにおいて、そこまで気にすることもないのだけれど、甘~い香りが漂っているお菓子作りの真っ最中に、ツンとするお酢の香りがちょっと場違いに感じられることもあるのよ。
そんな、タイのお酢をホム マリは、メレンゲに使っているの♪
メレンゲを作るときには、泡を安定させるためにレモン果汁などを使うことがあるのだけれど、レモン果汁より常備しやすいお酢もポピュラーだわ。
そして、お酢の中では、ホム マリは、タイのお酢がお薦め!というわけよ。
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因みに、タイのお酢は、一般的にサトウキビから作られているそうで、その点でもお菓子作りに親和性がある気がするわ。(製造元によって原料の違いはあると思われるので、各自でご確認くださいね。)
こちらは、タイのお酢を使ったメレンゲのお菓子、パヴロヴァよ。
焼いたメレンゲの上に、生クリームをたっぷりのせて、今回は苺をトッピング。
南半球の国では、真夏のクリスマスケーキとしても楽しまれているお菓子だけれど、そこにタイの調味料が活躍しているのよ。
お菓子作りに限らず、お酢を使うのに少し抵抗がある場面には、「タイ食材の意外な使い方 ~お酢編~」をご参考に、是非タイのお酢を使ってみて頂きたいわ。
それでは、皆さま、チョクディーカ。
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