皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
以前から、バンコクでの‘朝散歩’を楽しみにしているホム マリ。
今回は、かつてホム マリも住んでいたことがある、ソイピパット辺りをお散歩よ。
今日は、そんなソイピパットで立ち寄った、カオソーイ食堂(正確には、北部ヌードル食堂ね)、「シップソンパンナー」のお話。

シーロムとサトーンの抜け道、ソイピパット

そもそも、ソイピパットってどちら?と思われるわよね。
ザックリご説明させて頂くと、バンコクのビジネス街シーロムサトーンの間で、ソイコンベントナラティワートBTSチョンノンシーのある通り)の間よ。
BTSサラデーンチョンノンシーから徒歩圏内でありながら、意外と落ち着いたソイなのよ。
現在は使われていないようだけれど、ベルギー大使館も佇まいはそのまま残っているしね。
ただ歩かれる際、特に夕方は、信号が無くシーロムサトーンを行き来できるので、車の通行量は多めなので、お気をつけてお散歩なさってね。

通勤時間帯のシーロム通り。左手の白いビルは、バンコク銀行本店よ。

自信の程がうかがえるメニューと店名

シーロム側からソイピパットに入って、そうね、200メートルくらいかしら。
右手に、シップソンパンナーさんはあるのよ。

ところで、‘シップソンパンナー’ってどういう意味?と思われるわよね?
以前、お話させて頂いたタイの歴史を知ることができる本によると、タイスコータイ王朝統一国家となる前から、タイ北部に存在したクニだそうで、シップソンとは、数字の12のことね。
そんなお店の名前から、タイ歴史にも恥じることのないお料理を出されていらっしゃる、とホム マリは感じ取ったわ。

こちらのお写真は、シーロムに向かって撮影したお店の入り口付近よ。

タイ語だけだけれど、お写真があるので安心よ。

お店に入ってメニューを拝見すると、お料理は、基本カオソーイカノムチンナムギャオの二つ。
どちらも、タイ北部を代表するヌードルね。
カオソーイは、日本でも(お家で作ることも!)頂けるから、カノムチンナムギャオにしようか、相当悩んだわ。
でも、‘世界のベストスープ料理’のようなランキングで、カオソーイが昨年1位になったていうお話をお聞きしていたので、やっぱりカオソーイをチョイスした次第よ。

こちらが、カオソーイヌアビーフ)よ。
日本だと、どうしてもチキンを使うお店が大多数だけれど、カオソーイスープには、ビーフもよく合うのよね。
薬味系は別添えで、パカドン(高菜漬け)、ホムデンマナオよ。

ご覧になって、お分かり頂けるかしら?
トッピングの揚げ麺とメインのヌードルを使い分けていらっしゃるの。
これは、時々見かけるスタイルだけれど、こだわりが感じ取れるわね。
揚げてある麺は、平麺というより揚げワンタンのような食感だったわ。
メインのヌードルは、丸中太麺といったところかしら。
こちらが、上手くスープと絡んで、いい塩梅だったのよ。
そのスープのお味はというと、とてもまろやかで濃すぎず、ずっと飲めるような美味しさだったわ。
後に、ピリピリとした辛さがあるけれど、それが心地よい辛さなの。
マナオを絞って加えると、そのまろやかさマナオ酸味がベストマッチで、よく計算されていると感じたスープよ。
もちろん、牛肉もしっかり煮込まれていて、お味が染みて美味しかったわ!
量は、いわゆる‘タイサイズ’で、少な目ね。
だから、カノムチンナムギャオ両方頂くというのもアリだと思うし、食べ歩きには、丁度よいサイズでもあるの。
正に、シンプルイズベストといった、直球勝負カオソーイだったわね。

ソイピパット、皆さまは、お越しになることがあるかは分からないけれど、サラデーンはもとより、チョンノンシー周辺は、マハナコーンなどに代表されるように、再開発新しいお店がちょこちょこできているエリアなので、街歩きには、ピッタリだと思うわ。
そんな中で、飾らないカオソーイ食堂、「シップソンパンナー」さんが良い味出しているわよ。
それでは、皆さま、チョクディーカ。

シップソンパンナーはどこかしら?

BTSサラデーン 徒歩8分
BTSチョンノンシー 徒歩8分

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