皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
バンコクでも、タイの北部のお料理を頂けるお店はちょこちょこあるけれど、どちらかというとカジュアルな雰囲気のお店が多いわね。
そんなバンコクの北タイ料理レストランのイメージを一新させるようなお店があると伺って、ホム マリは気になっていたの。
ただ、そのお店、できた当時は、夜のコースのみだったそうなのだけれど、ランチタイムはアラカルトでお料理を頂けるようになったとお聞きして、お伺いしやすくなったと思っていたのよ。
今回は、運よくお伺いすることができた、「ランチタイムのnorth」のお話。
ランチも予約必須を痛感!
バンコク滞在中の週末のある日、プロンポン周辺で丁度ランチタイムを迎えたホム マリ。
northさんのことを思い出して、お伺いすることにしたの。
ただ、お昼も夜も人気だから予約しておいた方が良いわよ、という噂は耳にしていたのだけれど、大丈夫でしょと思って突撃させて頂いたわ。
スクンビットの通りからもほど近い場所に、こんな素敵な一軒家レストラン!
ソイ33なんて、在住中はしょっちゅう前を通っていたはずなのに、以前何があったか思い出せないくらい街になじんでいて、いかにもこの辺りにありそうなお洒落な佇まいだわ。
門のところにあるカオソーイのお写真を確認して、中に進んでいったわよ。
お店の入り口では、マネージャーらしき女性がお出迎えしてくださり、先ず予約の有無を確認されたわ。
予約していないことをお伝えすると、確認するので少しお待ちくださいとのこと。
やっぱり予約でいっぱいなのかしら?なんて思っていたところ、先ほどの女性がお戻りになり、今の時間1席だけご用意ができるけれど、お食事時間1時間でお願いできますか?と。
ホム マリ、もちろん即答でYES!
そして、中に通されると、本当にその1席だけが空いていて、他は満席状態だったわ。
(お庭のお席も含めてね。)
お店の方が仰るには、‘あなたはラッキーよ!’だったそう。
バンコクの週末にありがちな、タイ人の家族会的なグループや、西洋人のファミリーでいっぱいだったわ。
因みに、平日のランチタイムは、日本人の駐在員の奥様方に人気のようね。
次回は、予約してからお伺いさせて頂くわ!
期待以上のカオソーイ
ランチタイムは、先ほどもお話させて頂いたとおり、アラカルトメニューなので、トライしてみたいお料理を頂くことができるわ。
ホム マリは、northさんのシグニチャーディッシュであるカオソーイに決めていたのだけれど、具材もベーシックなチキンにさせて頂いたわ。
お蕎麦屋さんの蕎麦の美味しさを確かめるには、ざるそばが一番というけれど、カオソーイも基本を頂いてみるのが一番だと思ったのよ。
その前に、先ずはドリンクね。
ホム マリがお願いしたドリンクは、ジンジャー・レモングラス・パンダンのジュース。
ジンジャーが効いていて、ホム マリ好みのお味だったわ。
レモングラスのスッキリ感と、パンダンの風味もしっかり感じられて、ザ・タイというお味のドリンクね。
SPAのウェルカムドリンクなんかで出てきそうな感じといえば、雰囲気をお伝え出来るかしら?
さて、いよいよお楽しみのカオソーイよ。
薬味が小皿に並べられているのが、日本のお蕎麦を彷彿とさせるプレゼンテーションね。
それに、northさんの特徴的なのが、トッピングの揚げ麺も自分で乗せるスタイルをとられていらっしゃるのと、スープも足せるように添えられてあるの。
これはホム マリ、初めてだわ。
そして、特筆すべきは、このチキンの大きさ!
カオソーイでは、チキンの場合、手羽元を使うお店が圧倒的に多いけれど、northさんでは、迫力満点の骨付きもも肉なのよ。
思わず、骨をもってかぶりつきたくなるわね。
麺は、ご覧のとおり、スープの中もトッピングも平麺ね。
northさんのトッピングに添えられているパカドン(高菜のお漬物)、お写真横のチリペーストとは別に、チリが入っているのだけれど、パカドン自体はそこまで辛くは無く、甘辛いと言った感じだったわ。
むしろ、一般的なパカドンよりも酸味が抑えられている印象よ。
そして、スープは、シャバシャバ系で、お味はホム マリが今まで頂いてきたカオソーイの中でも辛めのスープだったわ。
辛いと言っても、スパイスの香りが豊かで、平麺にスープが適度に絡まって絶妙な美味しさなの。
これは、本場タイでないと味わえないスープだと感じたわ。
追いスープもあるので、トッピングの麺と合わせて、スープを堪能できるのが嬉しいところね。
スタイリッシュで斬新さもありながら、お味は本物というところがnorthさんの人気の秘密ね。
はじめ、麺の量が少なめかしら?と思っていたけれど、チキンが食べ応えあって、お腹いっぱいよ。
頂き終わった後も、スパイスの効果で、暫く体がポカポカしていたわ。
こだわりが詰まったお店
northさん、お料理の美味しさはお口で確認させて頂いたのだけれど、それ以外にもいろいろとこだわりが感じられるお店だったの。
店内の至る所に、タイの北部でかつて栄えたランナー王朝をイメージしたオブジェや絵が飾られているだけではなく、上のお写真右はお手洗いの中なのだけれど、お手洗いですらそのイメージをスタイリッシュに表現されていらっしゃるの。
それに、お店の方のサービスもとても良くて、とても居心地の良い空間だったわ。
ホム マリが、カオソーイのことを少しお聞きしたときも、丁寧に答えてくださった上に、夜のコースメニューに組み込まれているnorthさんオリジナルの‘ドライカオソーイ’のことも教えてくださったの。
夜のコースのお料理は、お客様のお声を取り入れながら不定期に変わるそうよ。
「ランチタイムのnorth」さんもまたお伺いして、違うお料理も頂いてみたいし、是非夜にも訪れてみたいと思わせてくださるお店だわ。
それでは、皆さま、チョクディーカ。
northはどこかしら?
BTSプロンポン駅 徒歩7分