皆さま、ご機嫌麗しゅうございますか?
日本の各地とタイのバンコクの間、一日何便の飛行機が飛んでるかご存知?
今では、LCCなんかも入れると、相当な便数が飛んでいることが容易に想像できるわね。
中でも、日本での就航地、便数ともに最大のネットワークを持つのが、タイ国際航空(TG)よ。
そんなタイ国際航空の特徴的というか、名物的フライトが、関西国際空港(KIX)から長きにわたって出ていたの。
今日は、そのフライト「元祖 深夜便」のお話。
24時間空港ならではのフライト
そのフライトというのは、TG673便というフライトで、関空を深夜0時台に出発していたのよ。
今では、羽田や中部空港からも日本発の深夜便が何便かあるけれど、これらの空港が国際線化またはできる前から設定されていて、日本初の24時間空港ならではのフライトだったの。
現在、TG673便は、夕方発に変更されているけれど、まさに「元祖 深夜便」だったのよ。
ちなみに、もう少し昔話をすれば、TG673便という便名になる前は、バンコクへの直行便がTG627便という便名で、同じ深夜発でプーケット経由バンコク行きがTG673便という便名だったの。
その後、間もなく、全て直行便に戻って、TG673便に統一されたわ。
2回の機内食
深夜便時代のTG673便では、離陸後、スナックとドリンクが用意されていたわ。
エコノミークラスは、おにぎりとサンドイッチのセットだったのだけれど、わりときちんとしたプラスチックの容器に入っていたので、到着後の朝ごはんとしても取っておけたのよ!
ビジネスクラスはというと、お酒のあてになりそうなコールドプレートとチョコレートだったわ。でも、だいたいの方は、すぐにお休みになってしまうのよね。
ホム マリが利用したときも、すぐに爆睡だったわ!笑。
そして、バンコク到着前、朝ごはんがサーブされていたの。
関空便の朝ごはん、なかなか美味しかったのよ!
ホム マリは、朝ごはんは洋食派なので、機内食も洋食をチョイス。
エコノミークラスとも内容的にはさほど変わらないけれど、この関空発の朝ごはん、一時話題となった、‘甘じょっぱい’パンケーキやフレンチトーストの先駆けともいえるのよ!
そう、アメリカのパンケーキショップが日本進出の時に話題となった、シロップをたっぷりかけたパンケーキと、ベーコンやソーセージの組み合わせ。
この機内食は、そんな話題になる何年も前からこのスタイルだったの!!
こういうところも、‘元祖’だと思われない?
そして、パンはクロワッサンとロールパンが用意されていたのだけれど、もし、また再開することがあれば是非クロワッサンを召し上がって頂きたいわ!!
機内食のパン、というイメージを覆される、バターの風味豊かなクロワッサンだったの。
もちろん、温めてあるので、ほわほわよ。
朝食も終わって、着陸態勢に入るころ、ほんのり空が白み始めて、飛行機の窓越しにではあるけれど、なんとなく湿気の多そうな熱帯の空気を感じつつ、バンコクに到着。
バンコクの現在の空の玄関口、スワンナプーム空港が開港した日、日本からの到着一番機がTG673便だったのよね、と「元祖 深夜便」に思いを馳せるホム マリ。
ちょっと眠たいけれど、朝からその日を有意義に活用できるのも、深夜便の良いところね。
それでは、皆さま、チョクディーカ。